女遊びが好きな君と僕…JM

第13話ーYousideー ページ13

ジミンくんが連れてきてくれたところは一言で言えば隠れ家的なお店。
出てくる料理は全部美味しくて、ワインも美味しい。しかも意外とジミンくんは話せる奴で、会話も弾む。



いやー、楽しい楽しい。





『ジミンくんは仕事なにしてんの？』





何気なく聞いた質問に顔をしかめるジミンくん。
まずいこと聞いちゃったか？





JM｢んー、普通にサラリーマンやってます

営業なんですけど…｣




つばが悪そうに苦笑いをしながら答えるジミンくん。申し訳なくなって、話題を変えようと






『えー、いいじゃん


彼女は？』







なんて、聞く。
クラブに来てる時点で彼女なんているわけねーよ(偏見)





JM｢え！いません！！｣






『そんな必死に…w』







可愛い子だなぁ
そう思ってると、店の奥に見覚えのある顔。







『あ、ホソクさんとナムさん』







JM｢え、知り合いですか？｣







『うん。仕事の先輩

あー、こりゃデキてるな…』









2人で手を繋いで店のどこかに消えていく。
できてるとは思ってたけど、こんな風に発覚するとわ…


明日の楽しみがグクだけじゃなくてホソクさんとナムさんに増えたな。

と、ワインを1口






JM｢Aさんは彼氏とかつくらないんですか？｣




口に含んだワインが器官に入ってむせかける。








『私！？

今のところないけど…？』








すると、ジミンくん。
もじもじし出す。



え、これってまさかアレ？
言われる流れ？








JM｢僕じゃダメですか…？｣

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