わたしのパパはせかいいち！2【花江夏樹】

86 ページ37

.







しっかり頭を拭いてくれた後ドライヤーまでしてくれた







梅原「Aの髪サラサラだな〜」

貴方「裕くんもサラサラ！」

梅原「俺はもうゴワゴワだよ笑 子供はサラサラでいいな」

貴方「A裕くんの髪ふわふわしてて好きだよ！」

梅原「まじ？さんきゅ〜笑」








髪を乾かし終えて部屋に戻ろうとした時裕くんがコーヒー牛乳を買ってくれた








梅原「パパには内緒な？」

貴方「いいの？」

梅原「トイレ我慢しないで行けたご褒美」

貴方「ありがとう！」

梅原「でももう寝るから半分だけな、残りは明日」

貴方「うん！」







言われた通り半分だけ飲んで蓋をしようとした時思いついて裕くんに瓶を差し出した







貴方「あげる！」

梅原「いいんだよ、明日に取っときな」

貴方「ううん！裕くん好きだからあげる！あとお風呂連れて来てくれたお礼！」

梅原「お前は本当にいい子だな」

貴方「いい子？？嬉しい！」

梅原「じゃあ有難く貰おうかな」

貴方「うん！飲んで飲んで！」







瓶を受け取るとぐびぐび飲んでくれるのを見て嬉しくてニコニコ笑った







梅原「ご馳走様、ありがとうな」

貴方「へけへけへけっ」

梅原「じゃあ帰ろっか」

貴方「うんっ」








当然のように抱っこして部屋まで連れて行ってくれる裕くんにギュッとしがみついた

部屋に戻るとパパ達は寝ていて静かに中に入った
1度自分の布団に入ったけど隣で眠る裕くんを見て無理やり裕くんの布団の中に入り込んだ








貴方「一緒に寝てもいい？」

梅原「いいよ」







許可を貰い安心して目を瞑るとトントンと眠りやすいようにお腹を叩いてくれて気づいたら夢の中だった



そして次の日からしばらくは裕くんにベッタリだった







西山「昨日ので梅ちゃんの株が爆上がりだね」

斉藤「いいな〜」

江口「パパより夢中じゃん笑」

花江「くっ…！」







お仕事の休憩中、裕くんの隣にピッタリくっついてニコニコ笑って話しかけた








貴方「A裕くん好き！」

梅原「ありがとな笑」

貴方「裕くんは？Aのこと好き？」

梅原「好きだよ」







頭をポンポンと撫でてくれる裕くんの頬にチュッと口付けて全力で笑いかけた







花江「！？」

貴方「A裕くんと結婚する！」

梅原「ははっ笑 大きくなったらな〜」







裕くんにくっついているとパパが引き剥がそうとしてきたけど離れたくなくて必死にしがみついた







.

87→←85

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す