．ut side ページ6
『俺がお前の共犯になったる』
中学の時、俺は両親の次にはじめて女に手をかけた
両親の時は運良く警察にバレず未解決事件として幕を閉じたが今回はそうもいかない。
どうしたらいいか分からなかった
また運に任せて警察を呼んでも次こそは絶対バレる。
でもこのままにしていても時間の問題だ
そう思った俺はその時一番仲が良かったシャオロンを家に呼んだ
なんでシャオロンを呼んだのかは分からない。俺もあの時は捕まるかもしれないと思い詰まっていたから
家に来たシャオロンにどうしたらいいと泣きついたのを今でも覚えてる。
『俺がなんとかしたる』
シャオロンは表情一つ変えず、どこかに連絡を入れていた
あの時は頭が真っ白で何も考えれなかったが
今思えば
よくバラバラになった"モノ"を見てあいつは吐かなかったな。
それからの記憶はあやふやだ。
シャオロンの友達だというやつが何人か俺の家にきて、バラバラのモノを運んでどこかへ行ってしまった
シャオロンはもう大丈夫だと言っていたが俺は半信半疑だったし、明日には俺は警察に連れていかれると夜も寝れなかった
でも何日、何週間何ヶ月経っても俺の元に警察が来ることは一度もなかった
『な、なぁ！お前どうやったん⁉』
『ん〜、内緒ー！』
何度も問いただした。でも返ってくる答えはいつも同じ
どうやって処理してるのか、お前はなんで俺と友達でいてくれるのか
『俺がお前の共犯になったる。やから次も呼んでや。』
そう無邪気に笑うシャオロンに俺は甘えたのかもしれない
次。また次
俺は何度もシャオロンを頼った。
シャオロンも俺に呼ばれるたび嬉しそうにしていたし、そのたびに俺らの仲が深まる気がして、俺は数え切れないほど女に手をかけはじめた
(ほんまに何してるんやろ)
目の前で笑うシャオロンは、誰が見ても純粋な青少年にしか見えない
それに、未だに処理方法を教えてくれない。
「？大先生聞いとる？…おーい」
「そういえばやってへんなぁ……」
「えおもんな。」
ちぇー、と唇を尖らすシャオロン。
潮時か、なんて思わないでほしい。全然違う、むしろ最近はしたい欲がすごい
「気になる子とかおらんの？かわええ子とか」
「気になる子か…………あ〜、一応」
「え、誰？うちの学校？」
「まぁ。そうやな」
おぉ！と喜ぶシャオロンを横目に
タバコを足元に落として踏みつけた
「……楽しみやなぁ、
Aちゃん」
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ウルフ・レト(プロフ) - 名無し77さん» 前半に女々しくしすぎちゃったので後半はカッコいいﾛﾛﾛさんを楽しんでもらいたくて…！二人の甘々な関係性がこれからどうなっていくのか楽しみにしててください！コメントありがとうございます！ (3月28日 20時) (
レス) @page15 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
名無し77 - いやぁ〜…彼女に対して余裕そうなﾛﾛﾛさんが好きすぎて辛いです😢😢付き合ってからのお互い甘々な感じ大好きです！！これからも作品更新頑張ってください！！！応援しております！！ (3月27日 12時) (レス) @page14 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 小豆さん» わあ…！ありがとうございます！！私もその場面書いてて楽しかったのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです笑！どうぞ最後まで楽しんでいってください！ (3月21日 15時) (レス) @page9 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - めっちゃ遅くなりましたが続編おめでとうございます!癖に百発百中って感じです!正直rbrくんに首を絞められたのが一番興奮しました。これからも頑張って下さい!! (3月20日 19時) (レス) id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年3月7日 14時
