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「A？」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえて、その声に縋るように振り返った。
「ろ、ロボロくん！！」
そこにはやっぱりロボロくんがいて、私とコネシマくんを交互に見ていた
コネシマくんの悲しそうな表情と私の困惑した姿を見てロボロくんは何を思ったのかニコニコしながらこちらへ歩み寄る
「あんさん、なにしてはるん？」
「……お前か、ロボロって。」
コネシマくんは目の前に来たロボロくんを睨むように言う
「Aになんか用事でもあるん？」
「………お前ら付き合ってるん？」
ロボロくんの質問に一切答えることなく私にした質問もそのまま投げつける。
ロボロくんは無視されたことに少しイラついたのか笑顔が歪んだ
「A、こいつの相手しとったらアカンわ。はよ学校いこ」
「あっ。う、うん」
優しい手つきで私の手を握ると少し引っ張るようにコネシマくんから距離をとった
コネシマくんの方にチラッと視線をうつせば、さっきとはうって変わって怒りに満ちた表情でロボロくんを、ロボロくんだけを睨む彼がいた
喉がヒュっ、と音を立てた気がした。
コネシマくんの憎しみのこもった殺意しかないその目を見て。
一瞬だけ元カレが脳裏によぎった。
私が元カレに抱く感情と同じものを今のコネシマくんはもってる。
次見つけたらコ口してやる、と言うようなそんな目を。
「ロボロくん、はやく行こう」
私はそれが怖くて、次会ったらロボロくんがどうなるか想像もしたくなくてそれを考えないように
ロボロくんの手をとって走った
。。。。
「…あ、ありがとうロボロくん」
勢いのまま教室まで走って、荷物を置くと近くの空き教室に二人で居座った
自分のクラスで話さなかったのは
クラスメイトに私たちの関係を知られたらどんな反応されるか分からないから。
接点のなかった私達がどうやって、と問い詰められるに決まってるからだ
「…知り合いなん？あの金髪の人」
怖かったなぁー、と頭を撫でながらそう問う
言おうか迷ったが、ロボロくんに隠し事はもうしたくないと思ってカラオケでのことを隅からすみまで話した
途中撫でる手が止まってまた怒られるかもと怖くなったが、それでも話す口は止まらなかった
「……だ、だから次会ったら何されるかわかんないの」
「……………コネシマ、、か。」
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ウルフ・レト(プロフ) - 名無し77さん» 前半に女々しくしすぎちゃったので後半はカッコいいﾛﾛﾛさんを楽しんでもらいたくて…！二人の甘々な関係性がこれからどうなっていくのか楽しみにしててください！コメントありがとうございます！ (3月28日 20時) (
レス) @page15 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
名無し77 - いやぁ〜…彼女に対して余裕そうなﾛﾛﾛさんが好きすぎて辛いです😢😢付き合ってからのお互い甘々な感じ大好きです！！これからも作品更新頑張ってください！！！応援しております！！ (3月27日 12時) (レス) @page14 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 小豆さん» わあ…！ありがとうございます！！私もその場面書いてて楽しかったのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです笑！どうぞ最後まで楽しんでいってください！ (3月21日 15時) (レス) @page9 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - めっちゃ遅くなりましたが続編おめでとうございます!癖に百発百中って感じです!正直rbrくんに首を絞められたのが一番興奮しました。これからも頑張って下さい!! (3月20日 19時) (レス) id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年3月7日 14時
