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「そろそろ帰ろうかな」
結局あの後ゲームに戻ったり遅めのお昼を食べたり、二人での時間を堪能していれば気づけば15時をまわっていた。
「え、早ない？」
帰る支度をはじめる私の周りをロボロくんは慌てた様子で歩きまわる。
「…帰ってまうの？」
まだ一緒にいたいんやけど…。と少し不貞腐れたロボロくんは靴を履く私にくっついて離れようとしない。
「ごめんね、スーパーに寄りたいからもう帰るね」
昨日は親に無理を言って家に帰らなかったから、そのお礼というか償いというか今日は私が夜ご飯を作ると決めている
「…俺もついてく」
そう言うと自分の部屋に戻っていく。
言葉と行動が逆で頭の中が混乱したけどすぐに戻ってきた。
「ん。」
隣で靴を履き終わると、手のひらを私に向けてニコニコしていた。
手を繋げ、ということだろう。さすがの私でも分かるが声にだして言ってほしい、そう思ってあえて無視してみる
その手を無視して先に外に出れば後ろから困惑したロボロくんの声が聞こえてきた
「え？え、？A？ちょ、待ってや」
「言葉で言ってくれないとわかんないなぁ」
振り返ってそう言えば、ロボロくんは少し躊躇った様子を見せ
またまた何も言わずに手をのばしてきた
「なぁに」
「………はよ繋げや……あほ」
(…かわいい)
拗ねたのかジト目になってしまった彼の手を握る
その途端いつもの大きな目に戻り、キラキラと効果音がついてるのではないかレベルに目を輝かせた
「んふふ…Aの手もちもちする」
「ん？？？」
ずっと私の手をニギニギするロボロくんに可愛さを感じているといきなり爆弾発言がとんできた
もちもち？
それは太ってるってこと…？？
遠回りに言われてるの、？
「え、なんで手ぇ離すん？A、離れたらあかん」
「………ロボロくん最低」
「え"っ！？なんでぇ？」
女の子に慣れてないとか以前に乙女心をわかってない！！
(…痩せろってこと…？)
自分でいうのもなんだが結構スタイルはいい方だと思ってる
ロボロくんとお付き合いして幸せ太りでもした…？
「もちもちは禁句だよロボロくん」
べー！とロボロくんに怒ったような素振りを見せ、先に小走りでスーパーへと向かった
後ろから「かわえぇ…！！」と悶える声が聞こえた気がするが気の所為だろう
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ウルフ・レト(プロフ) - 名無し77さん» 前半に女々しくしすぎちゃったので後半はカッコいいﾛﾛﾛさんを楽しんでもらいたくて…！二人の甘々な関係性がこれからどうなっていくのか楽しみにしててください！コメントありがとうございます！ (3月28日 20時) (
レス) @page15 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
名無し77 - いやぁ〜…彼女に対して余裕そうなﾛﾛﾛさんが好きすぎて辛いです😢😢付き合ってからのお互い甘々な感じ大好きです！！これからも作品更新頑張ってください！！！応援しております！！ (3月27日 12時) (レス) @page14 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 小豆さん» わあ…！ありがとうございます！！私もその場面書いてて楽しかったのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです笑！どうぞ最後まで楽しんでいってください！ (3月21日 15時) (レス) @page9 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - めっちゃ遅くなりましたが続編おめでとうございます!癖に百発百中って感じです!正直rbrくんに首を絞められたのが一番興奮しました。これからも頑張って下さい!! (3月20日 19時) (レス) id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年3月7日 14時
