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「……ん？あれ、ロボロくん？」
ロボロくんが操作しているキャラが一切動かなくなり、呼んでも反応しない。
首を後ろにまわせばスヤスヤと眠るロボロくんがいた
「……寝ちゃった。」
時計を見ればゲームをはじめて４時間が経っていた
二人とも夢中になって気づいてなかったらしい
意識したせいか目の奥がズキズキする
コントローラーを床におき、痛む目元をおさえる
久しぶりにこんなにゲームしたなぁ……
ずっと後ろでアドバイスをくれたり褒めてくれたりですごく楽しかった
「…ロボロくーん……」
頬を突いても起きる気配がなく、死んでるんじゃないかと思うくらい息の音もしない
背中に体重をかけて寄りかかってみたり、体制をかえて向き合ってみても寝言の一ついわない
(……死んじゃったみたい)
さっきまで笑っていたのに、いきなり静かになられると少し怖い
向き合った体制のまま真正面から抱きついてみる
「ロボロくんあったかい……」
少し開いた唇に触れてみる。
いつもより少し長めに。
恥ずかしさと嬉しさで口角があがるのがわかった。
「えへへ……すきだよロボロくん」
すると彼の綺麗な桃色と目があった。
……ん？
目が……あった…？
「なーに人の寝込み襲っとるん。Aのえっち」
「え、お、起きて……たの、！？」
「えっち〜」
「ちがっ…！」
キスしちゃって〜、と自分の唇に指を当てるロボロくんを前にどう言い訳しようか脳をフル回転させた
でも明らかに寝てたじゃん！
何しても起きなかったじゃん！
「寝たふり…？、」
「ちゃうよ、寝そうになっとったらAが襲ってきたんや」
眠たそうにあくびをする彼の傍から立ち去ろうとしたのに、ロボロくんが私の腕を掴んで離してくれない
少し強く引っ張ってもビクともしなかった
すると少し強引に引っ張られ、唇が重なった
「……んふふ、まだ俺の傍おって？」
(………ずるい)
私がロボロくんに甘いことわかってて言ってる
そんなこと言われたら離れられないじゃん…。
大人しく腕の中に入ればクスクスと笑い声が聞こえた
可愛い可愛いと頭やら背中、髪の毛に優しく触れる手つきが少しいやらしくも感じる
でも愛されてると感じて嫌な気は一切しない
「いつか一緒に暮らそうな。そしたらもっと一緒におれる」
「……プロポーズみたい」
「そん時は指輪用意しとかなあかんな」
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ウルフ・レト(プロフ) - 名無し77さん» 前半に女々しくしすぎちゃったので後半はカッコいいﾛﾛﾛさんを楽しんでもらいたくて…！二人の甘々な関係性がこれからどうなっていくのか楽しみにしててください！コメントありがとうございます！ (3月28日 20時) (
レス) @page15 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
名無し77 - いやぁ〜…彼女に対して余裕そうなﾛﾛﾛさんが好きすぎて辛いです😢😢付き合ってからのお互い甘々な感じ大好きです！！これからも作品更新頑張ってください！！！応援しております！！ (3月27日 12時) (レス) @page14 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 小豆さん» わあ…！ありがとうございます！！私もその場面書いてて楽しかったのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです笑！どうぞ最後まで楽しんでいってください！ (3月21日 15時) (レス) @page9 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - めっちゃ遅くなりましたが続編おめでとうございます!癖に百発百中って感じです!正直rbrくんに首を絞められたのが一番興奮しました。これからも頑張って下さい!! (3月20日 19時) (レス) id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年3月7日 14時
