rbr side ページ11
(照れとるのかわええなぁ…)
耳が赤いAの顔を覗きこめば一瞬だけ目があった
途端すぐに逸らされてしまう
後ろから抱きしめるより前から抱きしめる方が近くにいる感じがして好きだったが、真っ赤な顔が見える後ろも良いなとは思った
「げ、ゲームする、……だから少しだけ離れて……はずかしい」
「んー俺がゲームで勝ったらええよ」
絶対に負ける自信がない
だから遠回しに離さないぞと言っているようなもんだ
それをAは悟ったのか頬を膨らませ「いじわる」と可愛らしい顔をこちらへ向けた
そこに軽くキスをおとせば何が起きたのか分からないような表情に変わる
コロコロと表情が変わる彼女が可愛くて、それが見れるなら俺はいじわるでも構わない
「……なっ…！……不意打ち…だめ…」
「不意打ちじゃなきゃええの？……じゃあしよ？こっち向いて？」
「そ、そういうことじゃない…！」
もうしらない！と真っ赤な顔をそらした
いじわるしてごめんな、と言葉を待ってるのだろうか
生憎俺はいじわるさんやから謝罪なんてしたないなぁ〜
「…わぁっ、！ばかっ、ロボロくん！」
昨日俺がつけたキスマや歯型のついた首元に顔をうめる
少し舌で舐めてやればAの肩が軽くあがった
「…あ〜……ほんまにかわえぇ。むり、めっちゃかわいい。はぁーー」
昨晩のAは格別に可愛かったが今は今で超絶かわいい
首筋に俺の息がかかるたび、こそばゆそうに体をくねくねするAを見て下半身に熱がこもる
「……あの、ロボロくん。……あたってる」
「あてとるね」
「……するの、？」
不安と期待に満ちた目を見てしまったせいかしたい欲は強くなった
でも明日も学校。サボろうと思ったが単位もあるし授業についていけなくなったら詰むことはわかってる
それに昨日激しくしてしまったためAの腰をこれ以上壊すのはさすがに躊躇う
「………トイレ行ってきます」
「あっ。………ど、どうぞごゆっくり？」
ぎこちない動きでAから離れると俺は少し早足でトイレに向かった
こればかりは可愛すぎるAが悪いと思う
全国の彼女持ちはこんな毎日辛いんやな……心臓いくらあっても足りんわ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 130人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウルフ・レト(プロフ) - 名無し77さん» 前半に女々しくしすぎちゃったので後半はカッコいいﾛﾛﾛさんを楽しんでもらいたくて…！二人の甘々な関係性がこれからどうなっていくのか楽しみにしててください！コメントありがとうございます！ (3月28日 20時) (
レス) @page15 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
名無し77 - いやぁ〜…彼女に対して余裕そうなﾛﾛﾛさんが好きすぎて辛いです😢😢付き合ってからのお互い甘々な感じ大好きです！！これからも作品更新頑張ってください！！！応援しております！！ (3月27日 12時) (レス) @page14 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 小豆さん» わあ…！ありがとうございます！！私もその場面書いてて楽しかったのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです笑！どうぞ最後まで楽しんでいってください！ (3月21日 15時) (レス) @page9 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - めっちゃ遅くなりましたが続編おめでとうございます!癖に百発百中って感じです!正直rbrくんに首を絞められたのが一番興奮しました。これからも頑張って下さい!! (3月20日 19時) (レス) id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年3月7日 14時
