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「………ろぼろく、ん」
目を覚ますと隣には気持ちよさそうにスヤスヤと眠る彼がいた。
カーテンから差し込む日差しが眩しくて彼の腕の中に入り込む
……ん？日差し、？
「なっ！！ろ、ロボロくん起きて！！学校！学校！！」
「ん、…まだねむい…」
スマホを確認すれば時刻は8時20分
昨晩親には友達の家に泊まる、と連絡を入れたため誰かからの連絡は運良く入っていなかった
(完全に遅刻だ…！)
呑気に隣で眠るロボロくんを揺さぶる
無理矢理起こされたことに苛立ちを感じたのか、ロボロくんは私の腕を引っ張って自分の腕の中に閉じ込めた
「…ろっ…、！ロボロ、くん！」
「…んーー。」
寝ぼけているのかまともに返事をしてくれない
どうしよう、と焦っているとロボロくんは私の焦りに気づいたらしく背中をポンポン、とあやすように叩いた
「…俺が休みの連絡いれてくるから安心せぇ。今日は俺と二人でズル休みしよーな」
私から離れて、んー！！と伸びをするとロボロくんはスマホを持って部屋から出ていこうとした。
出る直前、私に
「あんさんも、その腰安静にしとったがええんちゃうの？」
そう、イタズラっ子のように笑った
それにより昨晩のことが脳裏をよぎって恥ずかしさで顔が赤くなるのがわかる。
ロボロくんは満足したような笑顔で電話をかけに部屋から出ていった
昨日の彼との行為を思い出して枕に真っ赤な顔を埋める
(……でも、)
あの時とは違かった。中学生の頃とは違う
ロボロくんは一方的じゃなかったし、何より怖いと言った私の手をずっと握ってくれた
(……すき、大好き)
思い出せば出すほどロボロくんへの好き度は高まる
はやく電話から帰ってきてほしい
ぎゅって抱きしめたい
微かに残る彼の体温に手を伸ばす
昨晩の完全に雄になった彼も
優しい笑みを向けてくれる彼も
全部私だけ。
そう思うと頬が緩んだ
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ウルフ・レト(プロフ) - 名無し77さん» 前半に女々しくしすぎちゃったので後半はカッコいいﾛﾛﾛさんを楽しんでもらいたくて…！二人の甘々な関係性がこれからどうなっていくのか楽しみにしててください！コメントありがとうございます！ (3月28日 20時) (
レス) @page15 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
名無し77 - いやぁ〜…彼女に対して余裕そうなﾛﾛﾛさんが好きすぎて辛いです😢😢付き合ってからのお互い甘々な感じ大好きです！！これからも作品更新頑張ってください！！！応援しております！！ (3月27日 12時) (レス) @page14 id: ba9094052f (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ・レト(プロフ) - 小豆さん» わあ…！ありがとうございます！！私もその場面書いてて楽しかったのでそう言ってもらえるとすごく嬉しいです笑！どうぞ最後まで楽しんでいってください！ (3月21日 15時) (レス) @page9 id: dea71b6bbb (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - めっちゃ遅くなりましたが続編おめでとうございます!癖に百発百中って感じです!正直rbrくんに首を絞められたのが一番興奮しました。これからも頑張って下さい!! (3月20日 19時) (レス) id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルフ・レト | 作成日時：2024年3月7日 14時
