頑張り屋さんに恋をした (ページ3)

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大学時代からの親友たち

そのうちの1人が今日結婚式を挙げる

その二次会で幹事を任された僕たちは

朝から準備に忙しい

「奨くん、アイロン貸してください」

「瑠姫できる？大丈夫？あと純喜コーヒー淹れたよ」

「ありがとうございまぁす！」

みんなで奨くんの家に集まった

『僕あと着替えるだけやけん、荷物積んでくる』

「ありがとう、蓮」

重いものは昨日のうちに積んだから大丈夫

「蓮くん、二次会の参加名簿ってどこにあります？」

「俺が持っとる！後で渡すわ！」

なんかワクワクする

初めての参列じゃないけど

このメンバーで幹事やれるのが凄く楽しみ

こういう日って準備してたのにバタついて

時間に追われるのがあるあるだと思う

「そろそろ行かなきゃヤバいって！」

「分かってる！」

みんなスーツに身を包んでキメ込んどる

まぁ僕もだけど(笑)

カジュアルスーツも持ったし準備万端

奨くんの車に乗って式場に向かう

ちなみに僕は助手席

奨くんの運転を観れる席

割とみんなで取り合いになるから、じゃんけん大会

今日は僕が勝った訳で

「蓮、なんかいつになく楽しそうだね」

『もうね、ルンルンよ？』

「俺はスピーチが怖いよ(笑)」

『泣けるやつ待ってるけんね(笑)』

やべーって笑う奨くんと

後ろでワチャワチャしてる瑠姫と純喜

やすぽんとマナミさんのために楽しく頑張ろうと意気込んでいた