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向井「あ、めめ！遅かったやんお疲れ様やなあ」
席に戻り、必然的に空いた私の前の席に目黒は座った。
目黒「わりい。思ったより長引いちゃって」
すんませんと皆に挨拶をしている。
やばい超イケメン！とこちらを見て興奮している沙耶。
沙耶には目黒のことは話してないし、目黒も私たちが顔見知りな事は話すつもりは無さそうだったから私もそれに乗っかる事にした。
その方が今はいい。
暴れる心臓を抑えて冷静を装う事に必死だから。
どうやら向井くんは同い年かと思ってたけど私より年上だった様で、年齢は違うものの目黒とは同期入社らしい。
甘える向井くんと軽くあしらう目黒。
2人はとても仲が良いようだ。
…ちゃんと人と仲良くやれてるんだな。
あの頃はいつも1人でぼーっとしてたのにね。
沙耶「…A？どしたのよ」
目の前で手を振る沙耶にハッと意識が戻る。
『へっ？あ、いやごめんごめん。何でもないよ」
そのまま目の前のサラダに手を伸ばすと、つまみを口にしてる目黒と目が合った。
何秒合ってたか分からないけど、
私からパッと目を逸らした。
食べ物を口にして気を紛らわすしかない。
今は何にも考えられそうにないから。
とにかくこの時間が早く過ぎてほしいと願うばかりだった。
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mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。何回も読んで頂けるのはとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2022年9月25日 12時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - はじめまして。康二くんのお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。新作も楽しみにしています！ (2022年9月25日 12時) (レス) @page7 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年9月24日 9時
