検索窓
今日:103 hit、昨日:158 hit、合計:380,877 hit

30. ページ30

目黒蓮の手には紙パックのコーヒー。



校舎から見えた人影は目黒蓮だったのか。



突然の登場に驚いて黙り込む私を見て
また目黒蓮は口を開く。




目黒「…聞こえてる?」



『あ…ごめん!』



思わず立ち上がる。



初めて目黒蓮と対面で向き合うと、
その背の高さに圧倒される。



高いなと思ってたけどほんと大きいな。




目黒「せっかく誰にも見つからなかったのに、まさかお隣さんにバレるなんてな」



そう言って私の横をスタスタと歩き、背を向けて柵の前に座り込んだ。



紙パックにストローを挿して飲んでいる。



すでに自分の時間に切り替えているみたいだ。




その広い背中を見ていると、



目黒「…何?」



顔だけこちらを振り返ってきた。






…なんだろ。



気のせいかもしれないけど。



大きい背中は何だか寂しそうに見えた。



ここにいたいからいる、というより



帰りたくないからここにいるのかな、なんて。





目黒蓮の事何にも知らないけど



いつも1人でいる彼の孤独な姿を見た気がした。






『…目黒蓮は、何で学校あんまり来ないの?』




自然と口から出た言葉に
他に聞く事あったでしょって思うけど



ゆっくり目黒蓮の所まで歩いて、少しだけ後ろにずれて私も横に座った。

31.→←29.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (359 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1332人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , 向井康二   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。何回も読んで頂けるのはとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2022年9月25日 12時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - はじめまして。康二くんのお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。新作も楽しみにしています! (2022年9月25日 12時) (レス) @page7 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mamemiya | 作成日時:2022年9月24日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。