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昼休み。
若菜と机を挟んでお昼ご飯を食べている時に気になってることを聞いてみた。
『ねぇ若菜。目黒蓮って人知ってる?』
隣の席を指差す。
若菜「目黒?あーなんかずっと休んでる人だっけ。名前は聞いた事あるような気がするけどよく知らないや」
紘「え、蓮の事知らねえの?!多分知らないのAと若菜ちゃんくらいだよ」
『紘君、うるさい』
何故か椅子をくっつけてこちらの会話に混じる紘君。
若菜も眉間に皺を寄せている。
紘「俺去年も同じクラスだったからさー。一匹狼な奴であんまり学校来ねえんだよ。無駄にイケメンだから目立ってたけどな!…え、若菜ちゃん蓮のこと気になるの?やめてよ俺泣いちゃうから!」
若菜「A、次の授業なんだっけ」
紘「無視!?」
賑やかな紘君を横目に目黒という人の席を見る。
2年生になってから一度もその姿を見たことがない。
隣の席の人とペアワーク!みたいな時にいつもいないから地味に困るんだよなぁ。先生からも毎回授業プリント預かることになるし。
机の中には目黒蓮に渡さないといけないプリントがかなり溜まってきていた。
どんな人なんだろうな、目黒蓮。
気になってはいたけど気にしても仕方ないしと
またご飯に箸を伸ばした。
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mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。何回も読んで頂けるのはとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2022年9月25日 12時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - はじめまして。康二くんのお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。新作も楽しみにしています! (2022年9月25日 12時) (レス) @page7 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mamemiya | 作成日時:2022年9月24日 9時