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深澤「ほい、じゃあかんぱーい」
『乾杯』
適当に部屋着に着替えてローテーブルで向かい合わせに座る。
さっきまで店で結構飲んだけど、そこそこお酒が強い私はまだ飲み足りなくてもう少し深澤君に付き合って飲むことにした。
うん、やっぱりビールは最高だな。
深澤君もすっかり慣れた様子でお皿につまみを並べ、冷蔵庫から勝手に追加でチーズを出してきた。
深澤「最近どうよ」
『前来てから1週間しか経ってないのにそんな新しい話題無いよ』
深澤「俺はねー、この前久しぶりに懐かしい友達に会ったんだよね」
『いや話聞いてないじゃん』
マイペースでお喋りな彼はコロコロ話題が変わる。
ほんとにこの男は良く喋る。
いつも適当に聞き流してるからほとんど覚えてないけど。
深澤「話聞いてる？」
『聞いてない』
深澤「なんでだよっ」
”ふっかとか良いと思うけどなあ”
不意に頭に浮かんだ若菜の言葉。
チラッと深澤君を見ると、ピーナッツの殻向きに苦戦して唇を尖らしていた。
長いまつ毛に通った鼻筋、形の良いくちびる。
初めてまじまじと顔を見たかもしれない。
黙ってたらイケメンなんだろうな。
なんで彼女作んないんだろ。
あれ、てか彼女いるのかいないのかも分かんないかも。
『深澤君って彼女いるっけ？』
深澤「……へ？」
『ちょ、ピーナッツ飛んでる』
どんな力を入れたのかコロッと床にピーナッツが転がった。
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mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。何回も読んで頂けるのはとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2022年9月25日 12時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - はじめまして。康二くんのお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。新作も楽しみにしています！ (2022年9月25日 12時) (レス) @page7 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年9月24日 9時
