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紘「担任だったしょっぴー、渡辺先生な。覚えてるだろ？たまたまこの前駅で会ったときに聞いたんだよ」
『そ、なんだ』
目黒と再会した事はまだ紘君にも若菜にも言ってない。若菜にはこの後2人でご飯に行く予定だったから、その時に言おうと思っていた。
そっか、そうだよ。
渡辺先生は学生時代目黒の事気にかけてたし、
紘君は学生時代に唯一目黒と一緒にいた男だ。
今の目黒の事を知っててもおかしくない。
紘君から目黒の話を聞くのは7年ぶりだ。
紘「そんでさ、今度会うことになったんだよ蓮と。
…Aも来る？」
『へ？！』
紘「Aも呼ぶかって聞いたらあいついいよって」
…何それ。
この前もそうだったけど、目黒は数年ぶりの再会なのにあまりにも普通に接しようとしてた。
その方が楽だから？
追求されなくて済むから？
どういうつもりなのか、全く分からない。
『…私はいいかな』
目黒にとってはただの過去の思い出なんだろうか。
過去は過去、今は今でもう関係ないんだろうか。
紘「…そっか。いやーあいつもつれないわ。帰ったんならまずは俺に連絡一本よこせって感じだよな！」
無理矢理空気を変えようとしてくれる紘君に、そうだねとしか返事は出来なかった。
若菜も戻ってきたから話は中断し、本題に戻る。
時折紘君の心配する様な視線を感じたけど、見ないふりをした。
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mamemiya(プロフ) - minさん» コメントありがとうございます。何回も読んで頂けるのはとても嬉しいです。引き続き宜しくお願いします。 (2022年9月25日 12時) (
レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
min(プロフ) - はじめまして。康二くんのお話が大好きで何回も読ませて頂いてます。新作も楽しみにしています！ (2022年9月25日 12時) (レス) @page7 id: 56b5a4720c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mamemiya
| 作成日時：2022年9月24日 9時
