検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:4,913 hit

. ページ12

.


休み時間、藤井さんが友達に話してた内容によると、
(いわゆる盗み聞きってやつですね、人生初です)


昨日わたしが助けた男の子が藤井さんの弟だったらしく 。


そのお礼をしたい、とのこと 。




、、なるほど、じゃあ昨日の男の子のお家に行けばいいのね 。



人と話すのは心の底から嫌いだけど、


、、、クッキーやケーキは嫌いじゃない。


いや、別にお菓子に釣られるわけじゃないけど!




行っても悪くないなあ、なんて 。





食べるならチョコケーキがいいなあ、とか考えながら藤井家へと向かう放課後 。




ほんとに行くの?みたいな顔して見てくるクラスの女子たち 。

でもみんな話しかけてこないし、ありがたい。
ほんとに。


.



. in藤井家 .



ピンポーン



「、、あの、昨日の、、」



母『はいはーい!!!

あーら昨日の!ほんまにありがとう、ありがとうねえ!!なに、流星に言われてきたん?』





コクコク






母『そう、じゃああがってあがって!

2階の右側の部屋に流星におるから!!』






物凄い勢いで喋り倒され 、
物凄い勢いで階段まで背中を押される 。









コンコン、





「すみませっ、おじゃま、します、、」



流『おおAちゃん、!

そこら辺てきとーに座っといて〜、』



そう言われて素直に入口近くのソファーに座る。



「ふぅ、、、わっ、!」




机の下に目線をやると、そこには金色の毛並みをした1匹のゴールデンレトリバーが寝ていて 、


わたしに気づくとゆっくり近づいて足元に擦り寄った 。




「ふふ、可愛いね、」



流『んえ?リリが人に懐くなんて珍しいなあ、?

こいつ超美人さんにしか懐かんねん、笑』






そんな犬いるの、、??笑





「そなん、ですか、??

わたし美人さんでもなんでもないのに、笑」




リリちゃんをなでなでしながら藤井くんの顔を見上げる。



その瞬間


長い腕が伸びてきたかと思うと



視界が有り得ないほどぼやけた 。

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ももも(プロフ) - こっこさん» 嬉しいです、、( ; ; )ありがとうございます!! (2020年1月20日 19時) (レス) id: f898c0f9ee (このIDを非表示/違反報告)
こっこ(プロフ) - 止まらなくて一気読みしてしまいました!!これからも更新楽しみにしています。 (2020年1月20日 8時) (レス) id: 32c9600d6f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ももも | 作成日時:2019年10月1日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。