chocolate...2【黄】 (ページ44)

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sweet...91 ページ44

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『え、なんで？てか、ど、ど、どうしよ！
　こんなひどい顔で会えないよー！』

元「はぁ？別にいつもと変わんねーだろ。」

『変わるし！無理無理！
　ハジメ代わりに行ってよ！』

元「いや、意味わかんねーし。
　お前に会いに来たんじゃねぇの？」

『会えないって！』

元「ちっ！めんどくせーなぁ！
　ほら、行くぞ。」

元は私の腕を掴んで引っ張っていく。

『え、、まって無理無理！
　無理だってー！！』

抵抗虚しく、
あっけなく連れてこられてしまった。

ラ「あ、きた！
　きたよ！岩本くん！」

『い、いらっしゃいませ。
　ひ、ひかる、久しぶり。』

せめてもと思って、
元の後ろに隠れてちょっとだけ顔を出して
そう話しかけると、

さっき来てくれた男の人2人と
照が一緒にいた。

『…あれ？』

目「さっきぶりです。Aさん。

　てか、なんで隠れてるんすか？笑」

ラ「ほんとだー！笑
　きゃははっ可愛いー！！」

照「……久しぶり。
　ごめん。来ちゃった。」

元「あぁ！さっきの…知り合い？」

照「うん。メンバー。
　てか、なんでAは隠れてんの？」

あれ？照ちょっとムッとしてる？

てか………メンバー？

『あっ！！
　目黒さんとラウールさん！？
　やっぱりどこかで見たことあるなー
　と思ってたんです！！』

目「あ、やっと出てきた。笑」

し、しまった。
思わず出てきてしまった。

すぐにまた元の後ろに隠れようとしたけど、
照がカウンターに入ってきて

元と私の間にスッと割り込んで入ってきた。

照「近すぎ。触りすぎ。
　てかなんでそんなに隠れんのさ。」

『ご、ごめん。』

ラ「きゃはははっ
　岩本くんヤキモチだー！」

目「相変わらずだなー。笑」

元「こいつ、こんなひどい顔で
　会いたくないってさ。笑」

照「は？どこがひどい顔？
　いつも通り…可愛いけど？」

『か、かわいくないし！！
　クマとか肌荒れひどいし、
　髪も適当だし…』

照「え？まさか…
　そんなことで会いたくないって言ってたの？」

『そ、そんなことって！！
　私からしたら大事だもん。』

目「ぶはははっ！
　 Aさん、めっちゃ岩本くんのこと好きじゃん！」

ラ「めめ、入る隙間ないねー！！」

目「おいっ！ラウっ！！」

ラ「きゃははっ！ごめんごめん！」

2人がなんか言ってたけど、
照がぎゅっと腕を掴んで離してくれないから
それどころじゃなかった。