chocolate...2【黄】 (ページ2)

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sweet...49 ページ2

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【Hikaru side...】

ソファにくっついて座ってたら

Aがふいに
俺の手を握った。

「照の手って
　大きくて男らしいのに
　すごくキレイだよね。」

『そう？』

「うん！キレイですごい好き。」

そう言って、
手の甲を撫でたり
指を絡ませたりして
嬉しそうにしてるA。

可愛いなぁ、、、

『俺もA手、
　小さくて可愛くて好きだよ。』

「えー、私は自分の手嫌いだなぁ。
　ボロボロで恥ずかしい。」

『そんなことない。
　仕事頑張ってるんだなって手。
　素敵だと思う。』

ぎゅっと握った小さくて
可愛い可愛いAの手に
キスをした。

『俺の癒しのチョコレートを
　いつも作ってくれてる
　この手に感謝。』

「ふふふっ、ありがと。」

こんな小さな手と
小さな体で、

1人でパリに渡って修行して
1人で店持って、、、

ほんとすごいよな。

なんて考えてたら

ちょっと眠そうな顔の彼女。

『眠い？そろそろ寝る？』

「、、、せっかく会えたのに、
　寝ちゃうのもったいない。」

『ふふふっ、ほんと可愛すぎ。』

そんな可愛いこと言う
Aの口に思わずキスした。

『またいつでも会いにくるからさ、
　今日は寝よ？

　ベッドどっち？』

「うん、、、こっちだよ。」

って立ち上げろうとするAを
お姫様抱っこした。

「きゃっ！
　え？照？」

『俺が運ぶよ。
　案内して。』

「えー///重くない？///」

『軽すぎ。
　で、ベッドどっちー？』

抱っこしたままその場でくるくる回る。
ほんと軽すぎて
筋トレになんない。

「ふふっあっちです。」

ベッドについて
Aをそっと降ろす。

広いベッドに
小さなA。

あー愛おしい。

「照、、、」

『A』

お互い名前を呼び合って
自然と唇が引かれ合う。

Aとのキスは
甘くて甘くて
脳がとろけそうになるほど
甘くて気持ちいい。

「んっ、、ひかる、、」

『A、疲れてるみたいだし
　今日はこのまま寝させようかと思ったけど、、、

　やっぱ無理。

　寝させない。』

Aの色っぽい声聞いたら
理性が吹き飛んだ。

あ、もう会った時からか。

もうそこからは
無我夢中で愛しあった。

何回したか分からない。

腕の中には気絶して眠る愛おしい彼女。

おでこにキスをして
自分も眠りにつく。

『おやすみ。愛してる。』