30話《1年後》 ページ35
〜貴方side〜
時が経つのは早いもの。
だって今は……僕と紅明が付き合って1年!
レームの件は白虎に頑張ってもらい、依頼を成した。紅炎も満足していたし……良かったとは思う。
変わったこと……それもやはりある。
紅覇が「A姉」って呼んでくるし、紅玉も「A姉様」と呼んでくる。ジュダルも“また”「姉貴」って呼んでくる。
いったい何があったんだか……
あ、紅覇が金属器使いになったんだよ! 紅玉も! 少し驚いたけど……良かったよねぇ。
楓も煌帝国には慣れた様子。それでも、僕にだけ忠誠を誓ってくれているけどね。
楓は紅覇と仲が良くて、紅明と仲が悪い……紅明も困り気味だったよ。
……と、もうそろそろ時間だ。
なんの時間か? バルバットへ行くの。
レームの件は紅炎だったから良いけど、バルバットは玉艶からだ。めんどくさい。
紅玉も政略結婚で行くから一緒に行くことになった。政略結婚……僕もさせられてたのかな?
今まで幾つもの人生を歩んだけど……それらは全て貴族であって、政略結婚なんてなかったもの。
結婚はしたことあったけど……愛せなかったしね。
だから、今僕が紅明愛してるって不思議なことなんだよね〜!
だからこそ、バルバットに行くのが辛い……仕事は“暗黒点”をつくること。この世界をあの世界と同じようにしようとしている……
今までの僕ならどうでも良かったけど……今の僕は止めたい。だから……失敗に見せかけるように作戦も練ったよ。
それに……ソロモンの現し身が現れたしね!
ジュ「お〜い! 姉貴! もう出発すんぞー」
『りょーかいー! もうちょっと待っててね!』
楓「私は本当にここにいるんですか!?」
『うん。貴方、僕の補佐官でもあるんだから……今は補佐の仕事してて?』
楓「……分かりました。朱雀、頼んだよ!」
朱雀「頼まれたっ!」
……僕は朱雀と白虎を連れて行く。白虎はもちろん狐のような姿で来るよ。
バルバット……何かの予感がするなぁ。この予感の正体って……なんなんだろうね?
ーーーーーーーーーーーーーーー
次回から原作突入します!
45人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時