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29話《関係》 ページ34

〜貴方side〜

……なんだろう? この気持ち……

告白なんて……聞き慣れているはずなのに…

明「付き合って……ください」

あ……僕、分かったよ、紅明…




僕も紅明のことが好きだったんだね。






『……はい』

僕は差し伸べられた手を取った。紅明は驚いたけど、泣いて喜んでいた。


朱雀(……お幸せにっ! ささ、うちは皆に知らせなくちゃねっ!)


『で、でも……どうして僕なんかを…? 紅明、苦手タイプなんじゃ……』

明「それはこっちが聞きたいですよ。ですが……好きになったんです」

『……そっか。今回のレームの件……依頼人は紅炎なんだよ』

明「……! 兄王様が」

だから断ろうにも断れない……でもね…

『大丈夫! 僕はレームには行かないさ』

明「……え?」

僕は指をパチンと鳴らす。後ろには1匹の白い狐……

明「!」

『この子は“白虎”。今回はこの子に任せるよ』

白虎は僕の肩へと登り、頬をすりすりする。

『……さぁ、行っておいで。情報を集めてこい』

白虎は窓から飛び降りた。相変わらず凄いわ。

明「……もしやあの狐も…人間に……」

……ふふ。なんて鋭いんだ。

『そうさ。ま、これは秘密だよ?』

明「……はい」

『さて……もう夜だし……寝よっかな』

明「……では、また明日」

『おやすみ〜』

紅明は部屋を出て行った。



……紅明とカレカノ関係…!


なんて嬉しいんだろう。


『ふふ……』



今宵の夢は良き夢になりそうね。

30話《1年後》→←28話《気持ち》



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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時

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