19話《おかえり》 ページ23
〜楓side〜
門兵「……何の用だ?」
……なんか、怖いんだけど…
楓「A様に会いたいんです! ってか、招待状もらって来ました!」
そう言い手紙を見せる。鳥は門の上でこっちを見ている。
門兵「……わかりました、どうぞお入りください」
先ほどとは違う笑顔で通してくれた。その後も鳥について行き、城の中へと入っていく。
紅を特徴とした煌びやかな城……レームとはまた別で良い。
暫く歩くと、鳥が止まった。ここだろうか?
コンコンコン……
ノックする。
楓「A姫……?」
すると、扉が開き、成長して可愛らしく…また、綺麗にもなったA姫がいた。
『おかえり……楓』((ニコッ
変わらない笑みで迎えてくれたA姫。思わず抱きついてしまった。
『わわわ……。どうしたの?』
受け止めてくれ、頭を撫でてくれるA姫。
『……修行、どうだった?』
私は慌てて立ち上がる。
楓「魔力操作を覚えてきました! それに、レームの剣闘士にもなり、有名となりました……ですので、強くなれたと思います……それに…“眷属”の方も」
そう、私はA姫の唯一の従者であり、眷属。
『そう……それは良かったね。朱雀もありがと』
朱雀と呼ばれている鳥はA姫の肩へ止まり、頬をすりすりしている……
『さて……皆に紹介しないとね。着いてきて。朱雀は皆に「大広間に来て」って伝えてきて』
そう言いA姫は手紙を何通か鳥に渡す。鳥はすぐに向かった……あの鳥も利口ですよね…
『んー……楓も服着替えよっか!』
楓「へ……? え、あ、はい」
そういやレームの服のままだったからな……A姫は待っててと言い、部屋を去る。
私は1人、A姫の部屋で突っ立っていた。
数十分後、A姫が帰ってきた。服を持って…
『さ、これ着てごらん』
楓「はい」
A姫はまたまた部屋を出る。できる限り急ぎながらも私は服を着替えた……にしても、これ着にくいな…
着替え終わり、扉を開ける。
『うん、似合ってる似合ってる! ささ、大広間にレッツゴー!』
……いつにましてもテンションが高いですね、A姫。
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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時