1話《半年ぶり》 ページ3
〜貴方side〜
やぁ! 僕はA! 何でも屋やってるよ!
さっきまで「侵入捜査」をやってたんだよ〜半年間くらいね。
それが昨日やっと終わったから……今は煌帝国の門の前にいるんだ〜!
門兵「あ、A様!! お久しぶりですね! ささ、中へとお入りください!」
『ありがとねー』
……僕、慕われてるのかな? 嬉しいねぇ、ああいうの。
禁城へ入ると皆が僕を見ては頬を赤く染める……モテてるとつくづく思うよ←
「あっ!! Aちゃんじゃん!」
この声は……
『紅覇ちゃん……?』
振り返るとそこには3人の魔導士を連れた紅覇がいた。そして……抱きつかれる。
覇「久しぶり〜! 心配したんだよぉ〜!!」
『……紅覇ちゃん、相変わらずいい匂い〜』
覇「でっしょ〜?」
僕と紅覇ちゃんは笑いあう。
覇「……炎兄にはもう会ったの?」
『ううん、まだだよ〜。あ、会い終わったらまたいつもの“アレ”……しようね?』
覇「……良いねぇ。考えとくよ」
そうして紅覇と別れた僕。ついでに“アレ”とは……悪戯だよ。主にターゲットは紅明かジュダル。
紅炎になんかやったら半殺しにされるからねぇ。
……と、紅炎の部屋到着〜! え? 早いって? 気にしないで? それ、気にしちゃダメなヤツだから!
コン……ガチャ←
『紅炎! おひさ〜!』
炎「Aか……それよりも教えてやろう。お前のノックはノックじゃない。それに、相手返事してないのに扉開けるのはノックの意味がない」
……めんど←
『そんな常識なんて僕には分からないね!』
炎「……はぁ…で、半年間、どこに行ってたんだ?」
『いつも通り仕事だよ、仕事。今回は潜入捜査だったんだ』
炎「……そうか。お前、いつまでそんな仕事を続ける?」
僕が何でも屋してるってことは皆知ってる。
『ん〜……分からないな』
なんとなくやってるもんなあ……
炎「……はぁ」
なんか、呆れられてるなぁ……酷いと思うんだけど。
炎「まあいい……」
『じゃ、僕はもう行くね!』
僕は部屋を出た。さて……紅覇ちゃん捜そ。
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Kapiくる(プロフ) - キロルさん» 神だなんて……! 私はただの人間ですよ! はい、ありがとうございます! 以後も更新頑張りますね! (2016年5月18日 15時) (レス) id: f29b69fec7 (このIDを非表示/違反報告)
キロル - コメント、失礼します!こーんな夢小説作れるなんて、貴方様は神なのですか!?((いや、神ですね!!更新は、自分のペースで頑張ってください♪ (2016年4月24日 21時) (レス) id: 2ac911ddfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kapiくる | 作成日時:2016年3月7日 22時