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二話 ページ4

『……。おい』


「あぁ?…何だてめぇ……!おぉ!!てめぇ稀血じゃねぇか!こいつは運がいい……てめぇも喰ってやるよ!」



気持ちの悪い笑い声を発しながら、鬼は私を稀血という。稀血…?何だそれ。まぁいいや。



『人を襲う化け物が…お前は不快だ。今すぐ消えろ』



そう言って、番傘を閉じ、鬼に向かって振り下ろす。すると、鬼の腕は簡単に切り落とされた。



鬼「なっ!?ぐぅっ…!てめぇ、その傘何なんだ!」


『お前に教える事は何一つ無い』



切り落とした腕が再生している…?鬼は回復能力もあるのか。なら…



『罪の無い人を襲った事、あの世で後悔するんだな』



女性から少し離れだ場所に、死体があった。こいつが殺したのだろう。


その言葉を言い、今度は鬼の頸を斬る。


……すると、鬼は塵になって消えた。



『……えっ気持ち悪い。何これ。あっ、お姉さん、大丈夫ですか?』


?「はい……あそこに、弟がいるんです…弟を…」


『分かりました。直ぐに連れてきます。なので、貴方は動かないで…』


?「ありがとう…」

ーーーーーーーーー

弟君がいるという場所に向かい、襖を次々と開けて行く。


『スパァンッ)弟君!無事か!』



?「ビクッ)…ぇ…ぁ…」



しまった。勢いよく襖を開けてしまったから吃驚してる…



『す、すまない。いきなり開けてしまって…』


?「…お、お姉ちゃん…は…」


『君の姉に、君を連れてくるよう頼まれたんだ。君の姉は無事だ。安心しろ』


?「っ……うぅ…」



私が手を差し出すと、ゆっくりと、でもしっかりと握り返してきた。そのまま女性の所まで連れていくと、二人共お互い抱きしめ合いながら泣いていた。


女性の方は、冨岡蔦子、弟の方は義勇という名前らしい。姉の方は怪我が酷く、どうしようかと悩んでいた。すると、何処からか数人の人がやってきた。


隊員「遅れてすみません!鬼殺隊の者で…す…あれ?」


『あっすまない。鬼ならもう私が倒してしまった』


隊員「えぇっ!?日輪刀無しに…!?」


隊員「いやそれよりも!二人は酷い怪我だ!急いで治療屋敷へ!」



と言うように、説明する間もなく治療屋敷という場所へ私達三人は連行されてしまった。

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小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時

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