十九話 ページ21
鬼の脚が迫り、怪我を負うことを覚悟して目を瞑る。
ザシュッ!!
鬼「グゥッ!?」
いつまでも攻撃が来ず、何かが斬られたような音と鬼の呻き声が聞こえたから、不思議に思い目を開けると
鬼の脚に、斧が刺さっていた。
完全に切断はされていないが、半分は斬れている。
そして、少し離れた場所に、斧を投げたであろう少年が立っていた。
『これは…君が……?』
実「只事じゃねぇ事が起きてると思って咄嗟に斧投げたけどよぉ……何事だ?」
その少年は、昼間に会った銀髪の少年だった。
確か……実弥と呼ばれていたか?
鬼「ウ"ウ"ウ"ゥ"……!」
と、考え事をしている内に斬られた脚を再生していっているな…どうするか……
『取り敢えず、助かった!ありがとう!説明は後でする!だから君は兄弟を護ってやってくれ!』
実「………」
返事は無かったが、彼は兄弟達の方へ走って行ってくれた。
さて、この鬼だが……襲おうとしたとはいえ、まだ人を喰ってはいないからな…
………!
『そうだ!あの人なら……!』
ここに来る数日前、私は東京の浅草で二人の鬼に出会った。一人は医者をしており、もう一人は……その医者をしている鬼の守護神みたいな奴だったな……あれはセコムだった。
珠世と言ったか……あの人の所へ連れて行けば、鬼を人に戻す薬を作ろうとしているから、戻せるかもしれない!
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小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時