プロローグ ページ1
私は死んだ。
虚に攻撃されそうになっていた親友を庇って。
神楽「A!何で…何で私を庇ったネ!」
あぁ…神楽が泣いちゃってる…
『泣くな…神楽。私はお前に、十分助けて貰った……だから、今度は私が助ける番だ…』
お腹に風穴が空いている…これはもう駄目だな。
神楽「私は…Aがいなきゃ……何も…」
『そんなことは無い神楽。お前はもう、強くなった。それに、お前は一人じゃなくなった……私がいなくても、もう…大丈夫だ……』
…………
神楽「…A……?A!A!」
あぁ…死んだか。
神楽……お前は、長生きするんだぞ。幸せになって……家庭を持って…幸せに……
ーーーーーーーーーーーーーーー
『……?』
目が覚めた。
何だここは……あの世か?いや、それにしては…
『……ぁー…』
くそっ…声があんまり出ないな…身体は……
『っ…ぐぅ…』
何とか動かせられるみたいだ…声もだんだん出るようになった…
『まずは…状況確認を…………は?』
木につかまって立ち上がり、周りを見てみると、そこは森林で。下の方に見える建物は…なんとも、見たことのあるようなものだった。
『な…何だ、ここは…一体…(ヒラリ…ん?何だこの紙』
上から落ちてきた紙の内容はこうだ。
ーー友の為に命を掛けた、貴殿の勇姿が認められ、めでたく、A殿は"大正時代"に送られることになりました。貴殿の新たなる人生が、幸せであることを願います。
ps.その時代、その世界では天人というものは存在致しません。代わりに、鬼というものが存在し、その鬼を倒す鬼殺隊というものがあります。まぁ貴殿は夜兎のままですがね。ーー
『……………………』
は?
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小石(プロフ) - 深月あかざさん» コメントありがとうございます!いや、自分でも中の人ネタは出していいものか悩んだのですが、個人的に聞いていて凄く気になっていたのでw (2020年1月3日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
深月あかざ(プロフ) - 杉田さんのことを出してくるとは...ww流石ですね!!w (2020年1月3日 18時) (レス) id: 1aaf81dffb (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 皆さんあけましておめでとうございます!これからも亀更新でやっていきますが、暖かく見守っていてください!今年もよろしくお願いします! (2020年1月1日 0時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - みょんみょんさん» そうですそうです!分かる人がいたwあの話凄い面白くて好きなんですよねー! (2019年11月30日 14時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
みょんみょん - 二十七話のとこって、スタイリッシュチャーハンですよね? (2019年11月30日 11時) (レス) id: a2c93f41d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小石 | 作成日時:2019年9月21日 19時