もう500年くらい生きてるけど〈改〉ー続編ー【刀剣乱舞(ブラック本丸)】 (ページ4)

今日:14 hit、昨日:25 hit、合計:11,739 hit

に「捜索ー呪縛２ー」ページ4

「そうか…なら今の時点でわかったことが３つあるね。

まずは、前任には建物を隠したりと自在に操る能力があること、

２つ目は前任には君たちの記憶に干渉する能力があるということ、

そして最後は

これだけの術を使うための強大な霊力が今も存在しているということ」

「つまり、あいつは…処刑されていないというのか…！？」

鶴丸も青江も顔に絶望を浮かべる

「私が審神者という仕事をするようになって知ったことなんだけどね、君たちは審神者がいないと人の姿を保っていられないみたいなんだ。

まんば君や君たちは私がここへ来る前に人の姿で、ここで過ごしていたよね…」

初期刀の山姥切でさえ知らなかったようだ。

皆が前任への嫌悪感から顔を歪めていたが、青江がひらめいたような表情を見せた

「あ！でも、Aちゃんが手入れしてくれた僕たちは、Aちゃんによって顕現されたことにならないかな？」

「にっかり、それはどういうことだ」

「２人の審神者の霊力を同時に体内に流すことはできないだろう？」

「そうか！人の姿でAに手入れされた者は刀の姿に戻る過程を省略して、Aの刀として顕現した、というわけか」

「さすが薬研、説明が上手だねぇ」

「しかしその仮説が本当であるならば、俺と薬研にはあいつの霊力が流れているということだろう…？だがAが来てからいつの間にか俺の中にあいつの気配を感じなくなっているんだが…」