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「…分かった。明日からでええんやな」
「トントンは話が早いで助かるわ」
「くっそ覚えとけよ」
たとえ腑に落ちなくてもグルッペンの命ならば従う他ない。
トントンは苦虫を噛み潰した表情を隠しもせずに、Aを引き連れて監視室を後にした。
「A、すまんなぁ」
「なぜご主人が謝るんですか？
刀は戦うことが本分です。ご主人が敵を斬れと言うのなら、僕はいかなるモノも斬ってみせましょう」
「俺は…いや、何でもない。
詳しい話するから部屋戻ろか」
「はい、ご主人！」
大まかな取り決めとしては、監視室とAは一日交代で見廻りをする事。異変があればすぐにインカムで知らせる事。この二点となった。
数日であれば不寝番は可能だと言ったAには、この手の問題は敵が行動するまでに時間が掛かるからと言い包める。でないと本当に数日続けて見廻りをしかねないからだ。
エーミールが巡回表の作成をするまでの間に敵が行動を起こせば良し、起こさなくても夜警の導入で観光客の炙り出しは容易に行えるだろう。
トントンは一抹の不安を抱きながらも、Aに託すのだった。
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ハコ(プロフ) - 弥生夏さん» コメントありがとうございます。こういったタイプの主人公くんを動かすのは初めてなので、とても嬉しいです。ゆっくり更新になりますが、気長にお待ちいただけると幸いです。 (2020年6月28日 0時) (
レス) id: ad61983e44 (このIDを非表示/違反報告)
弥生夏(プロフ) - かっわいい！高評価あと50回くらい押したい！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月26日 7時) (レス) id: 2f1398aac7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハコ | 作成日時：2020年6月20日 0時
