後悔した２４ ページ27
あなたside
あ「三日月、話し相手になってくれて
ありがとな。皆にバレないようにしろよ？」
そう言って、俺は立ち上がった。
俺と話してたなんてバレたら
俺を嫌ってる奴らが
三日月になにかするかもしれない。
三日月が
母さんを裏切った。と、
責め立てられるかもしれない。
俺は、そんな立場にいる。
そうさせてしまう可能性がある
そう考えたら
俺はこいつらにとって
"害"でしかないのかもしれない。
三「っ、待て..！」
パシッと掴まれた腕が
弱々しく引っ張られた。
あ「おっと...どうした？」
まだ、なにか言いたいんだろうか
その口から
何が出てくるんだろうか。
俺への拒絶か、罵倒か。
だめだ、マイナスな事ばっか出てきてしまう。
あ「言いたいことがあるなら、言えよ？
俺はなに言われても大丈夫だから。」
そう言って少し後悔した。
受け入れられる余裕も強さもない癖して
俺はなにを口走ってるんだか...。
もしこれで、拒絶されたら
絶対心が折れる気がする。
あ「三日月...？」
顔を俯けたまま、声を出さなくなった三日月に俺は控えめに声をかけた。
三「その...っ、いや、なんでもない。
引き止めてすまなかった。」
やっと、顔を上げてくれたと思ったら
その顔はとても苦しそうだった。
俺と話したことがそんなにも嫌だったのか
俺の対応が気に食わなかったのか
よく分からなかったけど
俺をいいように思っていないのかな。と
１人で悲しくなった。
あ「....そっか！ならよかった」
するりと解かれた腕は
すぐに隠されていた。
そんなに俺に触るのが嫌だったのか
.
あ「やっぱ、母さんじゃないと
駄目なのかな..」
ぼそっと、小さな声でそんな事を言ってみた。
三「っ、柘榴..？」
はっと息を呑んで顔を上げた。
あ「っ、何でもない！じゃあ俺行くな！」
驚いたような顔をしていた三日月を
そのまま置いて、俺は走り出した。
後ろで、俺を呼ぶ声がした気がしたが
当然、止まることなんて出来なかった。
あ「なに、言ってんだ俺...！」
なんか今日は
いつもみたいに笑えない。
あ「っ、もう...何なんだよっ」
嗚呼。ほんと、調子狂う。
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みりん←(プロフ) - ひまわりさん» そんなっ、そんなことないですッ!!文才は自他ともに認めるミジンコレベルなんで！！！そんなに褒めていただけるなんて...嬉しすぎます(泣)本当にありがとうございます！もう滅茶苦茶頑張ります!!!! (2019年7月26日 10時) (
レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 文才の塊ですか!？一つ一つの情景がその都度頭に浮かんできて本当にすごいです！！素晴らしすぎてスクロールするたびにぞくぞくするくらいほんと好きです！応援しています！頑張ってください！ (2019年7月26日 2時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！夢主くんが幸せになれるように頑張りますねっ！！ (2018年2月6日 23時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ泣きました！夢主君も幸せになって欲しいです… (2018年2月5日 21時) (レス) id: 426404e208 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - love龍さん» ありがとうございます、そう言っていただけてとても嬉しいです！ティッシュ１０箱献上致しますね...((はい！後編でも頑張ります！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2017年7月21日 20時
