後悔した１９ ページ21
あなたside
取り敢えず落ち着かないと。と思った俺は
縁側にそっと腰掛けた。
目の前には綺麗な庭が広がっていた
それなのに、俺の心は微塵も動かされなかった。
逆に、気分が沈んでいく気がして
嫌になった。
あ「...はぁ」
自然とでるため息に
余計、感情を揺さぶられる感じがした。
人間、生きていれば
全て嫌になる瞬間とかが来るだろう
俺にとっては
それが「今」だ。
あ「俺、どうしたらいいんだよ」
憎たらしいほど澄み渡った青空を
睨みつけて
そう呟いた。
当たり前だがなにも答えなんて帰ってこない。
と、思ってた。
？「随分と、悩んでるようだが？」
あ「..へっ？」
突然、俺の背後から声がした。
？「何故そんなに驚く。
俺達の部屋はここだぞ」
ほれ、上を見てみろ。と言われ
目線を上げると
そこには随分達筆に"三条部屋"と綴られていた。
あ「あ...」
そこで俺は漸く
目の前の男士に目を向けた
？「俺は三日月宗近。
当然、知っておろう？
人の子よ」
あ「三日月、宗近」
俺が一番、苦手な刀剣男士だ。
三「そう。三日月宗近だ」
あ「お....おう」
この、感情が全く読み取れない笑みと
母さんを主だと思っているのか
どうなのか全く分からないのが
俺は一番苦手なんだ。
三「そんな顔をするでない。
なぁに俺はただのじじいさ。
緩く構えてくれて構わんぞ」
それだ。
それが苦手なんだ。
俺に優しくするメリットが
三日月にはないのに
こいつは
俺にやたらと優しくしてくる。
皆とは、全く違うんだ。
あ「ご、ごめん。俺の事は
気にしなくていいから！」
皆から拒絶されてるから
こうも簡単に受け入れられると
頷き難い気持ちになってしまう。
そんな俺は、最低な人間だろうか。
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みりん←(プロフ) - ひまわりさん» そんなっ、そんなことないですッ!!文才は自他ともに認めるミジンコレベルなんで！！！そんなに褒めていただけるなんて...嬉しすぎます(泣)本当にありがとうございます！もう滅茶苦茶頑張ります!!!! (2019年7月26日 10時) (
レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 文才の塊ですか!？一つ一つの情景がその都度頭に浮かんできて本当にすごいです！！素晴らしすぎてスクロールするたびにぞくぞくするくらいほんと好きです！応援しています！頑張ってください！ (2019年7月26日 2時) (レス) id: cb9667eabc (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - ゆきさん» コメントありがとうございます！夢主くんが幸せになれるように頑張りますねっ！！ (2018年2月6日 23時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - めっちゃ泣きました！夢主君も幸せになって欲しいです… (2018年2月5日 21時) (レス) id: 426404e208 (このIDを非表示/違反報告)
みりん←(プロフ) - love龍さん» ありがとうございます、そう言っていただけてとても嬉しいです！ティッシュ１０箱献上致しますね...((はい！後編でも頑張ります！ (2017年12月28日 10時) (レス) id: a780c8df64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん←
| 作成日時：2017年7月21日 20時
