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「へぇ…流れで…ねぇ」
ジョングク君の口から聞いたこともないような低い声が出て、その場いる全員が固まった
バキィと音を立てて箸が真っ二つに折れる
そのうち、机でも真っ二つにするんじゃないか。
「でも、入れてはいないから大丈夫」
『！？！何言ってるんですか！！』
「でも本当の事でしょ？」
「俺は具体的な事は聞いてないんです。それに…ヌナも」
…こんなに怒っているジョングク君は初めて見たかもしれない
「…ユンギヒョンが好きじゃなかったんですか」
心臓がビクッと跳ねた。
何を返そうかと必死に頭をフル回転させるが心臓の鼓動が邪魔をする
「ジョングガ、お前あの時止めるべきじゃなかったの？」
「…」
「ユンギヒョンがあの子にしか気がないのは…お前でも知ってるよね？」
どういう事…？ジョングク君がユンギさんの彼女の事を知っていた…？
じゃあ何であの時…
「俺はただ…ヌナの笑顔が見たくて…幸せになって欲しかっただけです」
「…それがAを傷付けたんだよ」
『テヒョンさん、もう過ぎた事ですし』
「ほら、折角Aちゃんが朝ご飯作ってくれたんだから食べよ。ほら箸。」
ジミンさんが新しい箸をジョングク君に渡すと
彼は引きつった笑みを浮かべ、箸を受けとった
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テヒョンさんとジョングク君の間はギスギスしたままで
二人が別れる際も一切言葉を交わさずに別れた
『じ、じゃあ…』
「迷惑かけてごめんねAちゃん」
『いえ、全然...』
「ほら」
ジミンさんは腕でジョングク君の背中を叩くとさっさとマンションの階段を降りて行ってしまった。
残されたのはジョングク君と私。
「ごめんなさい」
『え』
「俺、あの時ヌナが幸せなら、それでいいかなって思って…気付いたらユンギヒョンの彼女の存在も忘れてて」
『……うん』
「応援しようって何回も決めてたのに…」
『うん』
「ヌナ…ごめん」
下を俯いて腕で目を擦るジョングク君の頭を優しく撫でる
『でも…ありがとう。応援してくれて』
「…怒らないの」
『うん、だってジョングク君は悪くないもん』
撫でている手を離して優しく微笑んだ。
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
