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『……』
「その…もう知ってるかなって思って…」
きっと何かの間違いだろう。ユンギさんに彼女がいるんて
ユンギさんに彼女がいるなら、何故気づかなかった？
女の子に弱いからって、どこかで安心していた自分がいたのかもしれない
「…その子ユンギヒョンの幼馴染で…その」
あぁ、幼馴染ならしょうがないか
仮に私が彼に近付けたとしても、彼女と彼の関係は超えられない
しょうがない
恋に落ちた方が悪かったんだ
『恥ずか、しいな…こんな呆気な、く』
「…っ、A」
自分を隠すようにジャケットのフードを深く被り
下唇を噛んで少しでも涙を流すまいと我慢をした
口の中に鉄の味がじわりと広がるが、そんなの気にならない位に泣いた
すると突然大きな体と香りが体を強く包み込んだ
その体の主は見なくても分かる、
テヒョンさんの大きな両手が頬を優しく包み込み、顔を上に上げられる
目の前には悲しそうなテヒョンさんの顔。
そのまま優しくキスをされた
角度を変え何度も唇を重ねてキスをするが
不思議と抵抗する気が起こらず
ただキスをされるがまま
テヒョンさんはジャケットのボタンを器用に外していていき、そのまま脱がされ、Tシャツ姿になった。
「抵抗しないの？」
『……』
「ユンギヒョンの事…………
やっぱり、今だけは俺の事だけ考えて」
テヒョンさんは私を軽々と持ち上げると寝室に入っていき、ゆっくりと割れ物を扱うかのようにベッドの上に下ろした。
二人ともベッドに沈むとギシッとベッドの軋む音が耳に残る
テヒョンさんは、優しくおでこにキスをして
スルッとシャツの中に手を滑り込ませてきた
少し怖くなり彼の反対の袖をぎゅっと掴むと彼は微笑み、髪を撫でながら「痛くしないから」と耳元で囁いた
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
