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『な、何言ってるんですか』
動揺を隠すようにテヒョンさんの胸を叩くと
彼は「でも本当の事でしょ」と真剣な目で私を見た
「好きな人いるのに俺とキスしたんだ」
『ち、ちが…それは後の話で』
「…その男の事ジョングクは知ってるの」
『っ、何でそんな事聞くんですか』
「ジョングクだと思った、好きな人。だから…」
テヒョンさんは気まずそうに首を掻いた
何故今ジョングク君の名前が出てきたのが不思議だ
「…ねぇ」
急にテヒョンさんに呼ばれたかと思いきや
ゆっくりと近付いてきて
ポスッと頭を肩に乗せてきた
「俺じゃダメなの」
『へ、』
彼の低い声は心做しか震えていた
「俺、ちゃんとするし彼氏らしい事する、から」
『…』
「…好きなの」
「好きな人がいるっていうから、諦めようと思ったのに……」
『…テヒョンさん』
テヒョンさんの肩を両手で掴んでゆっくり離すと、
彼の大きな瞳から涙が頬を伝っていた。
それをみて罪悪感が心を締め付ける
親指で涙を拭うと、彼はその手を大きな手で包み込んだ
『テヒョンさん…私』
「…うん、分かってる、っまだその人が好きなんでしょ」
『……ごめんなさい』
「っ謝んないでよ、諦めきれなくなる」
テヒョンさんは手を強く握ると
ゆっくりと手を離した
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
