20 *JK side ページ20
JK side *
・
・
風呂場のドアを閉めた瞬間
全身の力が抜け、
ヘナヘナと膝から地面に崩れ落ちる
「…っ、」
熱くなった自分の顔を誤魔化すように
髪を乱暴に掻いた
・
・
・
…部屋着のAさん可愛いかったな…
・
「何考えてんだ俺！！！」
焦って立ったため、洗濯機に思い切り
足をぶつけた
「いっ」と声を漏らして悶絶していると
ドアの外から声が聞こえた
・
『なんか大きな音したけど、大丈夫！？！』
心配する彼女の声ですら愛おしく思えてくる
「…っ、大丈夫です」
痛みを我慢して、
強がって出た言葉にAさんは
『そ、そう…？』とまだ疑っている
・
『あ、シャンプーとか勝手に使っていいから』
「ありがとう、ございます」
・
・
・
・
・
風呂から上がると脱衣場の籠の隣に
白い柔らかそうなタオルが綺麗な畳まれていた
そのタオルを広げると
ふわっと心地のよい香りが鼻につく
…Aさんの匂いだ
・
・
…変態かよ俺
・
頭を乱暴に拭いて
服を着た
・
・
『おー、終わった？』
「はい、ありがとうございます」
『全然、…ん？』
Aさんは俺を顔をまじまじと見つめる
「な、何ですか…」
『いや、本当かっこいいと思って』
「え」
『髪の毛から雫落ちてる、乾かしてあげよう』
Aさんは可愛らしく胸をはって言うと
俺が肩にかけていたタオルを手に取り
ソファに腰をかけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2938人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
