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・
ジョングク君は、慌てて上着と鞄を手に取ると「お疲れ様でした！」と
一言言って休憩室のドアを開けた瞬間だった
・
「ジョングク」
「、っ…ヒョン」
店の扉をチャリンと鳴らして
男の人が店の中に入ってきた
ちらっと、休憩室のドアを開けて覗いてみると
帽子を被っている男の人がジョングク君と話していた
・
『…？』
あの人がジョングク君のお兄さんなのか…？
何処かで見た事がある気がする
しかし特別顔が似ている訳ではない
「ヒョン…あの…っ」
「ジョングク。俺が言いたい事分かるよね？」
「…っ、はい」
ジョングク君は喉をゴクッと鳴らす
店の中はシーンと静まり返っていて
不穏な空気が流れている。
「あれは頼まれて…仕方なく」
「仕方なく…？アイツが言うにはお前が無理矢理してきたらしいんだけど？」
「なっ、」
ジョングク君のお兄さん？はジッと大きな目でジョングク君を睨む
「…ジョングク」
・
男の人は手を振り上げた
『ちょ、ちょっと困ります！』
気づいたらジョングク君の前に飛び出して
彼を庇うように両手を広げていた
男の人は驚いたのか、目を見開いて立っている
男の人は、ハハッと口角を上げて笑うと
両手を広げている私をギュッと抱きしめた。
『！？！な、何ですか！』
男の人を引き剥がすと
彼は嬉しそうにニコニコしながら私の頭を撫でた
「ジョングガ〜いつの間に彼女出来たんだよ〜！ヒョンに言ってくれれば祝ってあげたのに！」
さっきとは別人のように明るく振る舞う彼に
戸惑いを隠しきれない私とジョングク君。
「ヒョン…怒ってるんじゃなかったんですか」
「ん？別に？アイツ結構性格きつかったから最初から嘘だって気づいてたよ」
ジョングク君は頭をかかえて「よかった…」と安堵のため息をついた
「それより、こんな可愛い、……………」
『……』
男の人と目があった瞬間
・
お互い言葉につまった
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狐(プロフ) - タピオカさん» アイディアありがとうございます！最近作成しようか迷っていた所でした…。時間があれば是非！ありがとうございます！ (2018年3月2日 23時) (
レス) id: 0ded4c7b3a (このIDを非表示/違反報告)
v love - 現実になったらいいのに笑 (2018年2月18日 1時) (レス) id: a9472cffab (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみ待っております^^ (2018年2月15日 11時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
R - 更新待ってました！！(>_<)これからも頑張ってください！応援してます！！ (2018年1月27日 1時) (レス) id: ba2a671ee4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - やばぱり最高！！！！！ (2017年11月26日 22時) (レス) id: 9a28dc2523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒロ | 作成日時：2017年8月23日 21時
