お隣さんは女遊びが好きなようで

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「お待たせいたしましたー！こちらが新しいお部屋の鍵となります。」









『ありがとうございます』と一言いい、差し出された小さな鍵を受け取った。



オートロックも付いていてロビーの内装も綺麗なマンションを借りた。大屋さんも明るい人だし今の所不満は一つもない。






「A様のお部屋は3階にありますがお部屋まで案内しましょうか？」





『あ、いえ。この前、下見に来たので大丈夫です。ありがとうございます』







大屋さんは「そうですか」と嬉しそうに言う。

新しい住居人が増えて嬉しそう。可愛いらしい大屋さんだ。









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3階まで上がると明るい廊下が私を迎えてくれた。

304と書かれたネームプレートの前に立つと
何故か一気に不安が押し寄せる。


謎の緊張でドアノブに手を掛けたまま固まってしまってなかなかドアノブを下に押せない。









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「こんにちわ〜」

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