sha／それなら俺と ページ21
このままこの屋上から落ちてしまいたい。
皆そう思ったことはないだろうか？
私はそんな考え事は毎日だ。だけど私は臆病者だからこの屋上から落ちる事も怖くて、できない。
sha「何しとるん？そこ危ないで？」
『貴方には分からないでしょ？この苦しみなんて。』
sha「そりゃあ分からんなぁ？俺はAや無いしなぁ？でも、本当に病んでる奴ならそこからすぐに落ちるで？まだ大丈夫やろ。」
『、、そうね。私はそこまででは無いのかも知らない。今、鬱病や、精神病院に入院してる人に比べたら私はまだ軽いかもしれない。でも辛いの。今が生きづらいの。嫌なの。死んでしまいたいの。』
私は彼の目をじっと見つめ、話す。
彼は、クラスの人気者でクラスの真ん中にいるムードメーカー的存在だ。
sha「Aは、頑張ってるよ。」
『そんなセリフ望んでも無い。』
sha「なんて、言うと思ったか？」
『え..................？』
sha「俺がそんな生半可なもの言うと思った？俺は俺に正直に生きていくんや。だから俺は一切お世辞を言わない。全部事実しか言わないんや。」
sha「今のでお前の気持ちがよーくわかった。Aは、ただ自分の苦しみをわかって欲しいんやろ？共感して欲しいんやろ？分かるで？」
それを言われた瞬間、体が痺れるような感覚に見舞われる。図星なのだ。私はわかって欲しい。共感して欲しいのだ。
sha「図星やろ。死のうとしても怖くて死ねない。そんなとこやろ。」
『わ、私だってここから飛び降りることなんか今からでもできるんだからッ！』
私はまだ飛び降りれるところから数メートル後ろにいたがそこから走って数歩進んだところで腕を引っ張られた。
sha「ちょお待てや。」
『は、離してッ！！』
私の抵抗は虚しく手を引っ張られ鳩尾を強く殴られる。
あ“と、声を漏らし、顔が歪む。そのあとすぐに顔を持ち上げられキスの雨が降る。
うまく息ができない、苦しい。痛い。そんなことの繰り返し。ついに力が抜け地面に倒れた後、黄色の首輪をつけられ、その首輪にキスを落とす。
力が抜けきって意識が朦朧とし視界が歪む中彼はこう耳元でつぶやいた。
sha「自分で死ぬんだったらせめて俺と一緒に死ぬか、オレに殺されてや。でもな？まだ俺Aといたいからまだそれはお楽しみにしとくわ。でもAの死因は、愛する彼氏に殺害された、やからな？絶対に俺に殺されなあかんで？誰にも殺されずに、自分で死のうともせんでええからな？」
愛してる。A
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夏実(プロフ) - ムーくんさん» 書いてくださり有難うございます！書き方めっちゃ好きです (2021年11月15日 10時) (
レス) @page9 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» お話が更新出来ました！sypくんの崇拝型のリクエストありがとうございます！これからもこの作品をどうぞよろしくお願い致します！ (2021年11月15日 9時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - 夏実さん» へ！？どうしよう！凄く嬉しいです！syp君ですね！分かりました！作品が出来たらお呼び出し致します！リクエストありがとうございます！！ (2021年11月8日 21時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
夏実(プロフ) - リクです！Syp君で崇拝型お願いします！設定はこう…会社の部下で夢主が教育係で密かに慕われてる感じ……無理だったらすいません！ (2021年11月8日 20時) (レス) @page6 id: a1291af794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムーくん | 作成日時：2021年10月21日 17時
