【wrwrd!】は？え？……どうしよう…転生した。

パーティー当日 ページ28

grside

パーティー会場まではざっと車で3、4時間、と言ったところだろうか。今回のパーティーが行われる場所はc国こと、コンフォート国。コンフォート国が主催だ。今回のパーティーには大勢の人が集まる。何せこのでっかい大陸の7割の国のお偉いさんが出席するんだとか何とか。

我が国は先進国と言っても、まだ新米国な訳で全然他国との交流を深められていない。本当ならこの場はオスマンに持ってもらうんだが、オスマンは他の仕事がありここに参加はできなかった。あいつも多忙人だからな。でも大丈夫だとは思う。いつもこういうパーティーについて貰っている味方最大の脅威のゾムと人と接するのが不器用だがやる時はやる男シャオロン。そして何としても美しいAがついている。あ、もちろんちゃんと強い男をかき集めた。Aにも一応ナイフ一本くらいは忍ばせてもらっている。今回のパーティーは何かが起こる嫌な予感がする…。そして、我が国はこのパーティーに出席する国のどこかと戦争をすることになるだろう。

最近、我が国の軍の中にネズミがいるみたいだからな……。なんとしてでもこの手がかりをこのパーティーを利用して掴みたい。その為になら、俺はどんな手を使ってでも情報を手に入れる。これが俺の父親譲りなところだ。変なところを似てしまったわ、全く……。俺にも潔い死は待ってないわ。

ああ、そんなことを考えているうちに。もう着いたのか…。ポーカーフェイス崩さんように……。

Aside

gr「いいか？A今言うようで悪いが、お前は俺の妻として、カリナ・ストビア、総統補佐として働いてもらおう。だから俺のずっとそばおっとけ。わかったな？」

『わかっ……、んん”、わかりました！グルッペンさん♡、』

きつ、と少し小言を言うが聞こえなかったようだ。

gr「そこまで女を演じなくてもええんやが、きつ、とか言われてしまうと罪悪感が湧くだろ。」

あ、聞こえてた。

zm「んふ、、Aほんとに女になっとるやんけ！すごいな！！」

sha「いやぁ、ほんまに綺麗な顔しとんなぁ…。ほんまは女ちゃうんw？ちょ確かめさせてや！」

と、俺の股間を触ろうとしてくる。
普通にやめろ。ドレス着崩れるし最悪だ。

『マジでお前殺すぞ。俺は男や！今は触らんといて。ドレス着崩れるし何もかも崩れる。俺は絶対身バレしたらあかん人物なんやで！？』

sha「ごめんてw」

zm「じゃあ帰ったあと確かめてやりますやんw」

gr「おい、お前らなぁ…もうここはコンフォート国。他国の領土や。ポーカーフェイスは崩すな。気を引き締めろ。」

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