新しい仕事。 ページ26
俺はあれから一週間安静にし、無事傷が治った。
傷が治ったことでまた仕事ができるようになり、グルッペンの元へと足を運んだ
『失礼します。総統様。Aです。』
gr「ああ、入れ。」
俺はその合図を聞き総統室に入る。
gr「もう傷が治ったようで良かったよ。体調などは大丈夫か?」
『ああ。もうばっちしだ!で、あの時言っていた仕事って言うのは何?』
gr「ああ、それはな。俺と一緒にパーティーに出て欲しいんだ。」
なんだ、そんなことか
『そんなことなら全然行ってやるさ。』
それでもグルッペンはなんとも言えなそうな顔をしていた。
gr「それは嬉しいんだが、少しお願いというのがあってな。」
お願い?
gr「Aにはその、女装、というものをして欲しいんだ。」
は、、?
え、今なんつったこの人。この俺に女装しろと?嘘だろ?
『は?いやそれ本気で言ってんの?』
gr「ああ、俺が出席しようと思っているパーティーではな、俺と、俺の女。護衛人2人という4人のメンバーで出席しなければならない。どうしても得たい情報がある。護衛人2人は幹部から引っ張るとしてだな、俺の女が見つからないんだよ。他のやつより少し中性的なお前がこの役に合ってると思ってな。もう護衛人は決まっている。ゾムとシャオロンに行ってもらうことにした。」
『いや、シャオロンとかの方が可愛い顔してると思うんやけどな、嘘やん、』
『てか、それならメイドの誰か一人でも選んで行けばええやん!俺じゃなくても本当の女選んでいけよ!』
俺はそう文句をつけるとグルッペンは眉毛を下げ、こう言った
gr「メイドの中にタイプな女が居ないんだゾ。」
こいつ、、マジで言ってんのか。たった一夜の関係なんだからそんなの気にせずに行けばええのに、ほんとこいつ、マジで、もう!!(語彙力低下)
『あー!もうわかったわかった!行けばええんやな!?行けば!ドレスは用意しとけよ!?』
俺がそう言うとグルッペンは子供らしい笑顔を見せて
gr「ああ!もちろんだ!とびきり似合うのを探そうやないか!」
はぁ、このパーティーが終わったら俺の好きなクレープたらふく買ってもらうからな。クソ。
あいつほんとに総統か?マジでそんくらい自分で頑張ったらどうだ。俺はそんなことを思いながら眉間に皺を寄せ少し大きな足音を立てズカズカと廊下を歩いていた。
さっさとパーティー終わらせたるわ。アホ。
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かれーるぅ。 - 有難うございます!では、紹介させてもらいます!許可を出していただき、ありがとうございます! (8月28日 9時) (レス) @page36 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - かれーるぅ。さん» え、いいのですか!?是非!神作なんて言って貰えるなんて、とても嬉しいです!逆に紹介してもらっていいのでしょうか!?そちらがいいのならぜひ! (8月17日 16時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - やはり、何回見直しても神作ですね...!!!!私も小説を書いているのですが、このような神作にはなりません...!!次の更新、待ち遠しくてたまりませんん!!!!それと、無理を承知の上ですが、私の書いている小説でムーくん様の小説を紹介してもいいでしょうか?! (8月17日 16時) (レス) @page32 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
ムーくん(プロフ) - かれーるぅ。さん» そう言って貰えて嬉しいです。今はお盆休みですから、時間がある限りはお話書いて投稿したいと思っています。かれーるぅ。さんのような人が私の作品を待ってくれてるととても心が温まります! (8月13日 22時) (レス) id: 69175d0f44 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - !!ムーくん様!こんな俺のコメントを、拾ってくれてありがとうございます!本編完結後...?!そんなに言われたら、ただただムーくん様の神作品、更新を気長に、とても楽しみに待つことしかできないじゃないですか!更新、いつでもいいので待っております! (8月13日 21時) (レス) @page27 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ムーくん | 作成日時:2021年6月28日 20時