反実仮想を現実に【MHA】 (ページ25)

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____________啓悟くん。』

ホ「どーうしたの？Aちゃーん」

『……………なんでいんの』

ホ「だって今俺のこと呼んだでしょ？(笑)」

ちょっと名前呼んだだけやのに。なんで窓んとこ立っとるん。ちょっと会いたいなと思っただけやのに。流石は速すぎる男。いつも羽は持たされてるから感情の乱れを読まれたらしい、敵わへんなぁ。

『さすがやねー。啓悟くんの''羽''』

ホ「俺のことは褒めてくれへんの？？ホークスさん泣くよ？」

『''ホークスさん''は泣かへん。知っとる。

_____泣くんは、''啓悟くん''』

ホ「それよりも泣きたいのはAやと思うんだけど……………

………………泣く？」

優しすぎる彼に体を預けると大きな羽で包み込んでくれる。羽持ってたから何があったかは全部わかってるはず。なんも言わんと抱きしめてくれる君の心音が心地良くて____________

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___________久しぶりに流れた涙が止まらなかった。