京都姉妹校交流会−団体戦�◆�__�� No side ページ43
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うっすらと光が差し込む木々の間を、一匹の呪霊が進んでいく。
「ちゅーるちゅーる」
ふと、呪霊はなにかの気配を感じた。
何かがものすごい勢いで近づいてきている。
その気配は、背後からだった。
ばちゅん。
『うぉぉぉ討伐数一ぃぃぃいい！！！』
振り返る前に、叫びながら拳を構える少女によって呪霊は弾け飛んだ。
順平「やっと見つけたね。」
『今の見てた！？私のパンチ！！最高に豪快だったね！！！』
順平「(このテンションの上がりよう)」
キラッキラの笑顔が眩しかったのか、順平は思わず目をつぶった。
順平「にしても、さっきの光といい音といい、みんな絶対呪霊と戦ってないね」
『ちっがーうって聞こえたしね！何が違うんだろ』
辺りが森で全く見えないが、何処からか爆発音のような音がチラホラ聞こえてくる。
狗巻「こんぶー」
『あっ狗巻先輩！とわんこ！！』
狗巻「高菜高菜」
狗巻はよっ、と片手を上げて挨拶をする。
Aが玉犬の前にしゃがみこむと、玉犬はぺろぺろと彼女の頬を舐めた。
順平「(何で言葉わかるんだろう)」
『あのね！さっきやっと一体倒した！！』
狗巻「しゃけしゃけ」
気だるそうな目を細めAの頭を撫でる。
順平「狗巻君、手に持ってるのって...スマホ？」
狗巻「明太子」
狗巻が森の方を指さして答えるが、順平は首をかしげた。
『さっきパンダ先輩から貰ったって！京都校のロボットの人の！』
狗巻「しゃけ」
順平「なるほど…でもなんでそれを？」
狗巻はスマホを操作した後、それを耳に当てた。
順平「(電話…？)」
狗巻「眠れ」
それだけ言うと、電源を切る。
順平「今のが、呪言…」
狗巻「戻れ」
Aの前で座っていた玉犬は溶けるように姿を消した。
順平が感嘆の息を漏らす側で、狗巻はスマホをポケットにしまい込む。
狗巻「昆布」
『よぉし！呪霊狩り再開だ！
…ん？』
Aはふと、妙な気配を感じ取った。
さっきの呪霊とは段違いの気配。
『狗巻先輩、』
狗巻「…！」
狗巻がばっと後ろを振り返ると、木の影からおぞましい顔をした呪霊が視線をこちらに向けていた。
そこから目をぐりんと上にあげたかと思えば、首だけになった呪霊が地面を転がる。
順平「っ…」
気配の正体は、その後に出てきた花御のものだった。
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セツ(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませてもらっています。辻褄合わせが大変なら番外編で絡ませる方がアリだと思いますが、個人的にはどっちも推しなので救ってほしいと思いました!(伏黒パパと夏油先輩推し)更新無理のない範囲で頑張ってください😁 (1月4日 7時) (
レス) @page50 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - みんちょさん» えへ、えへへへ、、うれしいです、、、亀より遅い更新ですがこれからもちらっと覗いていただければ嬉しいです、、 (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - ももっちさん» 復帰しました！！ほんとお待たせしてしまいましたとても励みになりますありがとうございます！！ (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - Sakiさん» ようやく投稿出来ましたああああもう半年もすぎてますね大遅刻です (1月1日 3時) (レス) @page47 id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 頑張ってーーーーーー！！！！めちゃめちゃおもろいもしかして神？？信者になります。 (12月17日 14時) (レス) @page41 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2022年8月7日 18時
