反省__�� No side ページ29
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大きな山がそびえ立っている。
その山を背景にし、ゴツゴツとした岩達が土地を形成していた。
石の間から白い湯気が出続けている。
ここは温泉である。しかも天然の。
漏瑚「フーッ」
「いやぁああ」
普段より少し体の小さくなった漏瑚は、煙管(呪霊専用)を咥えくつろいでいた。
漏瑚が煙管を吸う度、いやぁぁと声がなる。
真人「あ！！いたいたー！！」
大声をあげたのは、ツギハギ顔の真人。
身につけていた黒い服を脱ぎ捨て、いい笑顔で走り寄ってくる。
その後ろから、夏油がゆっくりと歩いてきていた。
真人「漏瑚ー！！」
漏瑚「」
温泉にダイブしたことで起こる水しぶきを、漏瑚は頭から被る。
もちろん、煙管の火は消沈した。
真人「
以前、五条へ奇襲をしかけたが、首だけ残されてあっさり敗北した漏瑚。
その後、真人や夏油、花御にはたまにボールとして遊ばれていたが、それももうないだろう。
彼自身二度とされたくない。
漏瑚「まぁな、ここは居心地がいい。人間どもも寄り付かん。」
真人「肉体がないのも考えものだよねー、自己補完の効率悪いし。」
漏瑚「真人、お前も随分と消費しているな」
真人「あ、バレたー？
宿儺と器、あいつら天敵でさあ。
たまたま手に入った玩具から始まった遊びだったけど、なかなか上手くいかないね。
最初は良かったけど。」
真人は岩に腰かける夏油に目線をやる。
真人「やっぱり人質とってハッキリ"縛り"作らせるべきじゃなかった？」
夏油「いや、縛りはあくまで自分が自分に科すものだ。
他者の介入や他者間との縛りは、簡単ではないよ？」
真人はお湯から上がり、漏瑚や夏油と同じように岩場に腰かけた。
真人「漏瑚、宿儺に触れてわかったけど、とりあえず夏油のプランを軸に進めていいと思う。
宿儺にはそれだけの価値がある。」
漏瑚「指を全て集め、宿儺に献上する……か」
ニィと上がった口から黒い歯が覗く。
漏瑚「結果儂らが全滅しても、だな？」
真人「お、分かってるね」
漏瑚「いいだろう。百年後の荒野で笑うのは儂らである必要は無い。
呪いが人として立っていればそれで良い。」
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セツ(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく読ませてもらっています。辻褄合わせが大変なら番外編で絡ませる方がアリだと思いますが、個人的にはどっちも推しなので救ってほしいと思いました!(伏黒パパと夏油先輩推し)更新無理のない範囲で頑張ってください😁 (1月4日 7時) (
レス) @page50 id: a9c1286aea (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - みんちょさん» えへ、えへへへ、、うれしいです、、、亀より遅い更新ですがこれからもちらっと覗いていただければ嬉しいです、、 (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - ももっちさん» 復帰しました！！ほんとお待たせしてしまいましたとても励みになりますありがとうございます！！ (1月1日 3時) (レス) id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
夜ﾖﾙ(プロフ) - Sakiさん» ようやく投稿出来ましたああああもう半年もすぎてますね大遅刻です (1月1日 3時) (レス) @page47 id: 04be3c40c0 (このIDを非表示/違反報告)
みんちょ - 頑張ってーーーーーー！！！！めちゃめちゃおもろいもしかして神？？信者になります。 (12月17日 14時) (レス) @page41 id: 15c3edd684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜ﾖﾙ | 作成日時：2022年8月7日 18時
