Best Friend(rq) ページ13
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今日の晩ご飯はなににしようかな〜…
なんて考えながらスーパーの中を歩いていた時。
ちょんちょんと肩を叩かれ、反射的に振り向くと。
『…りゅうくんっ！』
藤井「しーっ」
相変わらずおしゃれさんなりゅうくんがいた。
驚いて思わず声のボリュームを上げてしまって、口元に人差し指を当てられた。
『あ、ごめ…』
立ってるだけでもオーラのある人なのに、注目されたら騒ぎになりかねない。
私もそんな人と一緒になって結構経つのに、私としたことが。
藤井「こんなとこでなにしてるん？」
『買い物以外になくない？』
彼の天然は今日も健在である。
藤井「なに作るん？」
『まだ決めてないよ〜』
藤井「じゃあ俺が決めたる！行こ〜」
テレビの中と全く変わらない、ふわふわした雰囲気でマイペースな彼に手を引かれ、スーパーの中をぐるぐるして。
申し訳ないことにお支払いまでしてくれて。
どこまでも男前な彼。
Aちゃんのためにならいくらでも払うねんけど望のご飯でもあるんやもんなーこれ、
なんてことを言いつつも嬉しそうな顔をしていたのは私だけの秘密にしてあげよう。
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「A、と…………流星、」
なんて、彼に見られていたとは知らない私の陽気さを恨むことになる。
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赤紫の苺 - 初めまして！愛読させて頂いてます！応援してますので頑張って下さい！ (2019年2月17日 20時) (
レス) id: b62281fd5e (このIDを非表示/違反報告)
west - のんちゃんがツンデレになるのがみたいです (2019年2月17日 18時) (レス) id: 1809e8188a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぽりたん
| 作成日時：2019年2月17日 15時
