＊窓口担当社員 ２ ryosuke.Y

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A「ですねっ！いちご！美味しかったですっ！」




思い出したように、興奮気味に話すAさん。




あのケーキが、
あのイチゴが、

あのシャンパンが、よかった と。





そんなに喜んでもらえるなら、

ボトルで頼めばよかったな、なんて後悔しながらも



まだ興奮冷めやらぬ彼女を微笑ましく見てた。






A「……は！！そういえば！」




…ふは、なんだその思い出し方(笑)





俺の中のAさんのイメージが、

1秒ごとに塗り替えられてく。





A「…涼介さん、って


お付き合いしている人、いますか？」




突然のその質問、意図は読めない。


なんでいきなり？(笑)







A「……なんていうか、今日２人でお食事させてもらったんで、



彼女さんに悪いな…って。」




さっきの笑顔が一変。

一気に不安気な表情でこっちを見る。





涼介「ううん、いないよ。大丈夫(笑)」




その一言でまた、君は表情を変える。





A「そうでしたか！それは良かったです！



…あ、良かった、ってなんかあれですね。
涼介さんに彼女がいないことがっていうかそうじゃなくて彼女さんに迷惑かけてないかってなんか心配で決して彼女がいないことを喜んでいるわけではなくてですねごにょごにょ…」←




あーもう、最後ぜんっぜん聞き取れないから！(笑)




A「…でも、意外です。



すごくモテそうなのになぁ…。」









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