＊窓口担当社員 ２ ryosuke.Y

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涼介「Aさん電車？？何線？



…しっかし、寒いね。

もうタクシー拾っちゃおっか？」




帰る方向は一緒。

俺はまだ、仕事があるから

目的地は会社だけど。








車乗ったら最後、すぐ家に着いちゃってバイバイ。


なんか名残惜しくて、出来ればもう少し一緒にいたいんだけど


相手は女の子。

…風邪ひいちゃったら可哀想だし。








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A「…あ、いや！大丈夫です！

うち、ここからすぐなんで！」



ありがとうございました とペコっと頭を下げて
じゃあ私はここで、なんて歩いて帰ろうとするAさん。








ふふ、どこまでも期待を裏切るね、


…もちろんいい意味で。







こういうときは普通、送ってもらうもんなの。


いままでどの女の子にもされなかった対応に、

やっぱりいい子、だなんて思ってしまう。


だって、





涼介「じゃあ俺もあーるこ。」








家、ここからすぐ なんて嘘。


住所は以前人事に聞いて把握済み。





…ってやべ、俺まじでストーカーっぽくね？ｗ








なんていうか、まぁ

2駅ぐらいある距離を『 すぐ 』なんて表現しないでしょ。ってこと。







…俺に気を遣ってる、としか思えない。


あるいは、俺と一刻も早く離れたい…とか？






…え、ちょっと自分で選択肢だして自分で傷ついたｗ
一刻も早く離れたいとか辛い←




前者でありますように。(笑)





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