＊窓口担当社員 ２ ryosuke.Y

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涼介「ふは、出た 恋バナ！(笑)


ほんと寝ても覚めても恋の話してたいんだね(笑)





Aさんは？彼とどうなの、その後？」




A「いいじゃないですか、恋バナでも！



私のことはいいんです！もうみなさんに散々話してきたんで(笑)」





涼介「ちぇ、なんだよそれ(笑)



んー、俺は…進展なし、かな？」





A「…告白とか、しないんですか？？」




涼介「んー。オッケー貰える自信ねーもん。


俺になんか興味ありませーんって感じだし…。」






背もたれに右肩から凭れて、ちょっといじける涼介さん。




……なんか意外。




恋愛においてはもっと俺様系で自信満々で、
もっと強気な人かと思ってたから。



…こんな弱々しい一面もあるんだ、なんて。

ふふ、少し可愛い。






A「…次、右手しますね？」



左手を終えて右手に持ち替える。

クリームを塗るところから。



気持ちいいって、思ってくれてるといいな。






涼介「ありがとう、お願いします」



利き手だからきっと、左手より凝ってるんだろうな

…なんて考えながら何の気なしに放った言葉がまさか、こんなことになるとは。








A「涼介さんならかっこいいから、

絶対オッケーもらえますよ！



かっこいいし、優しいし、
仕事もこんなに頑張ってる人、

なかなかいないと思います。

その女性はまだ涼介さんの魅力に気づいてないだけで
気づけばきっと す……」






パシっ＿＿＿






涼介さんの手をマッサージしていたはずの私の手が逆に



涼介さんの手につかまえられて、


ぱちっ、と目が合った。




涼介「君のこと言ってるんだよ？」









．


A「……え…？」





涼介「ありがと、じゃあするよ………告白。









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好きです。






伊藤 Aさん、


俺と、……付き合ってください。」






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