-9話- ページ11
月山さんの手を引き、向かった先は人なんて滅多に来ないであろう薄暗い路地。
そしてそこで手を離し、向き直る。
『で?何か用ですか...』
月山「君を食べたい。」
『率直に言うの辞めて下さい。気持ち悪りぃ、』
月山「おやおや酷いなぁ?でもそんな君も愛らしいよ」
『ほんとCCGに明け渡したい、』
月山「おや...いつにも増してトゲがあるね?」
『通常運転です、』
呑気にくすくすと笑う相手から、顔を背ける。
__________________________斬りたい...まじで、
月山「ふふっ、...本当に...食べてしまいたい」
顎をくいっと持ち上げられ、無理矢理相手の方に向けられた。
徐々に近付く月山さんの顔...
『月山さん、...殺しますよ?』
左手の平から赫子を出し、喉仏に刃先が触れる寸前まで
固く鋭くした刃を伸ばす。
流石に月山さんも動きを止めた。
『隻眼の喰種...なめんな?』
月山「ふっ...」
、
月山さんはすんなりと離してくれた。
そして「家までおくるよ、」と言われ、夜道を共に歩いているところだ。
まあ、俺の家は対して遠くない。
普通の格安アパートで、20区内に位置する。
だから月山さんと適当に会話している内に______________
『着いた。......じゃ、月山さん』
月山「ん、またね...」
『はい、』
.
そしてその夜、俺は早めに寝た。
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レイン - 最後まで読んで「続く」見て、独り言で続けって言っちゃった (2019年1月26日 16時) (レス) id: a956189dd3 (このIDを非表示/違反報告)
ダメ天使 - すごく面白くて一気に読んじゃいました!!続き楽しみにしてます。 (2018年2月8日 10時) (携帯から) (レス) id: 89fc855d6c (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 林檎。さん» そそそそ、それは奇跡…いや運命に近いですね!w。ありがとうございます!これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします! (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 稀羅さん» ありがとう!そう言っていただけますと、とても励みになります!頑張ります! (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
黒氷雨(プロフ) - 輝夜さん» 最近亀更新ですみませんでした!応援ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2017年7月19日 21時) (レス) id: 5e51351d8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒氷雨 | 作成日時:2014年7月17日 9時