検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:95,202 hit

わが子だからって ページ36

手加減する人たちじゃ無いし、めちゃくちゃ不利な条件だったわ
まぁ、たまーに策を練ってジャンケンとか九九の早読みとかで勝負してたけど

リナリー「…Aの強さの秘訣が分かった気がするわ…」
A「えええええ?」

そんな大層なものじゃないってば
単なる愉快な家族漫才みたいなものよ?

A「んー、と…まぁつまりはそんな感じで試合して、負けたから仕方なく食べ始めて………今に至るカンジ?」

なんて思いつつ、とりあえず適当に話をまとめる

イヤだってなにがどうしてこんな過去花始まっちゃったのよ?ねえ?
しかも内容どうでもいいのだし

リナリー「成る程…ちょっとAの謎が解けたわ」
A「謎っていうほど秘密主義じゃないわよ私!?……多分」

とはいえ、流石にちょっぴりは自認しているそこんところ

閑話休題

A「あ、ほらほらリナリー!そんなことより食べ終えてるわよ私たちっ」
リナリー「え?あ、あらホントだわ」

んで、ふと気づくと無くなっていた目前の黄色い山…もとい、局地的高さのあったオムライス

うーむ、まさか本当に食べ終えることが出来るとは
正直無理だと思ってたのに

とか思っていると

リナリー「…ふふふっ」

何故かすぐ傍で笑いを堪えきれない様子のリナリーが

リナリー「Aの言った通りだったわね。ひたすら目の前のことをやれば、案外呆気なく終わっちゃうって」

ついで、言われた言葉に私は目を丸くする

A「……そういえば」

確かに、たとえ話だったのに実行できちゃってるわ

リナリー「ありがとうA。やっぱり、Aって予知能力があるってだけじゃ無くてすごく頼りがいがあるわね」

やだもうリナリーってばさっきから笑顔の大セールっ
私が男だったら間違いなく押し倒してるわよっっ

A「あらま、嬉しいお言葉」

なんて内心でキュンキュンしながら、表面上はいたずらが成功した子供みたいに茶目っ気たっぷりにウインクしておく

と、そこで→←母さんは



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
79人がお気に入り
設定タグ:Dグレ , トリップ , エクソシスト   
作品ジャンル:ギャグ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Neko - わかります!!小粥と漬物の相性はまじで神ですよねー (2月24日 6時) (レス) @page47 id: a69fae9dd7 (このIDを非表示/違反報告)
山吹乃鬼(プロフ) - 面白くって一気読みしています!オムライスでの例えのくだりで某少女漫画を思い出しちゃいました(o´艸`) (2019年12月8日 14時) (レス) id: ad0b97fd91 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 碓氷さん» 笑っていただけて感謝です! (2015年9月30日 19時) (レス) id: 514c05d317 (このIDを非表示/違反報告)
碓氷(プロフ) - 久々に笑いましたw 応援してます! (2015年9月30日 14時) (レス) id: 058807b969 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 紫煙さん» そういえばサインねだってないなと思い当りまして(笑)そういってくれてありがとうございます! (2015年9月30日 11時) (レス) id: 92e870bae1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アオイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yumenusi202/  
作成日時:2015年6月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。