10.ドラマチックじゃない ページ10
？「…まさか見破られるとはなぁ。あんた相当頭ええんやな」
？「はぁ…、そうっすよ、これはただの小麦粉や」
やはりそうだった。
残念そうに溜息をつく男の腕が伸びてきたかと思うと―
？「まぁ、見逃す気はさらさら無いんやけど」
『！？』
ガッ
鈍い音がした。
もやしっ子で痩せっぽちの僕は、呆気なく座り込んでいる状態から倒れる。
さらに頭を打ち付け、突き刺すような痛みが襲ってきた。
意識が朦朧とする中、
誰かが部屋に飛び込んでくるのが見えた。
sha「なっ…、A！？」
『あ…ぅ……………』
助けを求めようにも声が出ない。
そこで僕の意識は途切れた。
sha side*
Aが忘れたらしいハンカチを、医学部の女子に届けて欲しいと言われ来たのだが、鍵はかかっていないし、部屋に入ってみればこの有様。
…しかも。
sha「ゾム！？ショッピ！？人事部のあんたらが何で出歩いとるん！？」
肘打ちをAにし、気絶させたショッピと、薬らしき粉が入った小瓶を振るゾム。
shp「…あーあ、これだから頭が回る子供は嫌いなんすよ」
手袋の裾を引っ張り整える姿は、あくまで仕事の為なら方法を厭わない、彼の姿勢を表してもいた。
sha「そもそも何でお前らここにおるん！？こんな暴力と誘拐まがいのことして！」
zm「まぁまぁ、待てシャオロン」
ムッとしたが、ゾムに抱えられ青白い顔をしたAを見ると、手を出さない方がいいと直感で思った。
zm「だってシャオロン、
地味にAの事気になっとるやろ？」
sha「………」
ニヤリと笑うゾムから目をそらす。
…否定はしない。
zm「せやろ？図星やろ？」
sha「…まぁ、小中は学校おんなじやったからな。
本人は最近俺を覚えたらしいけど。時間かかったわぁ」
11.同担拒否はバレなきゃ嫌われない→←9.論破したら爽快って言うけど分かんない
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鹿野ユズナ(プロフ) - まじっすか………まじっすか………むいちろ………(重症)更新……頑張ってください……原作追いついたら鬼滅の方も読ませていただきます…… (2019年10月27日 23時) (
レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 鹿野ユズナさん» あっ…、すみません…(震え声) 無一郎君は死ぬか鬼化するか意見分かれてます…、まぁ真っ二つになって腕切り離されたので多分…(あれ言ってて悲しくなってきたぞ) (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ( 'ω')さん» わぁーあざますですーっ！作品！？作品が好きですか！？嬉しいです…頑張ります (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 鬼滅触れないように別界隈にいたのに唐突にネタバレされて死にました無一郎くん死んじゃうんですか？ (2019年10月27日 20時) (レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
( 'ω') - 鬼滅の刃楽しみにしてますw 凛音さんの作品大好きです... (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6eb96342e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音 | 作成日時：2019年8月28日 15時
