虎さんたちの紅一点

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あれから少し日がたって一話目のはじめての撮影。







A「やばいやばい、、緊張する。台詞とびそう」

ジ「大丈夫だって俺でもできるんだからAにもできるっしょ」




たよりがいのある巨人だこと。






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撮影が一通り終わって



「おつかれさまでーす」





皆が脱力モードで帰ろうとしたとき





ジ「今日この後暇？」

A「えー、うん」

「いや、百田さんはこれから私とごはんですよねー？」

A「い、一ノ瀬さん？」

ジ「そうなの？じゃあまた今度カラオケでもいこーぜ」

A「うん、またね」







そんな約束したっけ、







雅「いいじゃないですかあ。一緒にご飯くらい♡」

A「うん、いいけど明日早いから軽く、ね。」





一ノ瀬さんってたしか元太と同い年だった気がする





私これでも年上なはずなんだけど、、



舐められてね？笑





まあいいけど








雅「そんな遅くまでかかりませんよっ！いきましょ？」

A「うん、」









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なんかノリでごはん来ちゃったけど大丈夫かな







雅「今日はお疲れさまでしたっかんぱーい！」






私は明日朝から仕事だからお酒飲まないけど




一ノ瀬さんはがつがついってて焦る







A「一ノ瀬さんそんなに飲んで平気？成人したばっかりだよね？」

雅「強いんで大丈夫です♡」





ならいいけど、、






雅「顔合わせの時から思ってたんですけど、ジェシーさんって絶対百田さんのこと狙ってますよね〜！！」






ほろよい顔ですごいこと言い始めた





A「そう？」

雅「そりゃあ事務所の紅一点ですもんね〜百田さんはどうなんですかっ？」

A「別にジェシー好きだけど、」

雅「へ〜？やっぱりそういうのあるんですねっ大変〜」

A「いや、私もジェシーもそういう気持ちはないけどね。仲間として」







なにか悪だくみしてるような、嘲笑うような顔でいろいろ聞いてくる。





雅「やっぱり、周りにかっこいい人多いと目移りしちゃうもんなんですかっ？」

A「かっこいいなーとは思うけど、それ以上はないよ誰も。」

雅「でもメンバーさんもかっこいい方ばかりじゃないですかぁ、ずっと一緒にいて好きになっちゃうとかないんですか〜？」

A「私はないかな。メンバーは一緒にいすぎて家族とか兄弟って感じ。他のグループの人のほうがたまにしか会わないから会った時の輝きはすごいよ。」

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