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そして更に４年後…
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「突然召集って何だよ？手短にな！」
ﾌﾞﾙｰﾉ「いよいよ動き出すぞ」
「はあ？動き出すって…まさか」
ﾙｯﾁ「これ以上時間を掛けられないという
上の判断だ。強行突破する他ない」
ｶﾘﾌｧ「そうね…再三の注意勧告も彼は聞かなかった。
力づくで手に入れるしかないようね」
俺たちは久しぶりにブルーノの酒場に集まった。
ガレーラカンパニーに潜入してから
５年という月日が経っていた。
「力づくって…待てよ。もっと他に方法が…」
ﾙｯﾁ「５年も潜入していて尻尾すら掴めていない。
他に何の方法があるとでも？」
「でも…！アイスバーグに罪は無いんだぜ？！」
ﾙｯﾁ「任務の為なら民間人への殺しが許されている。
それがサイファーポールだ。忘れたか？」
「お前はただ人を殺したいだけだろ？
血に飢えてるだけだ…！！」
ﾙｯﾁ「さぁな…どちらでもいい」
ﾌﾞﾙｰﾉ「まぁそう騒ぐな。手はある。
俺たち自らが手を汚さずとも
済むかもしれん…世間的にははな」
カク「どういうことじゃ？」
"ニコ・ロビンがウォーターセブンに向かっている"
「ニコ・ロビン！？……って誰だっけ？」
カク「…ったくお前は…」
ｶﾘﾌｧ「"悪魔の子 ニコ・ロビン"…。
オハラの唯一の生き残りよ」
「オハラ…？あぁ…」
数年前、バスターコールによって
島ごと存在を消されたという"オハラ"。
古代兵器を復活させる事が出来る一族。
ｶﾘﾌｧ「ニコ・ロビンといえば…
クロコダイルと手を組んでいたって話では？」
ﾌﾞﾙｰﾉ「あぁ。
クロコダイルは何か企んでいたらしいが
最近海軍にしょっ引かれた。
…というのは表向きで、本当に奴を倒したのは
海賊"麦わらの一味"というルーキーだ」
英雄、とまで囃し立てられたクロコダイルは
七武海の権利を剥奪され、インペルダウンへ
送還されたと聞いた。
カク「麦わら…？知らんな」
ﾌﾞﾙｰﾉ「どういう訳か…ニコ・ロビンは今、
そいつらと行動を共にしている」
ﾙｯﾁ「成程…。
その機会を逃す訳にはいかないという事か」
「おいおい、まさか…アイスバーグを殺して
無理矢理設計図を奪って…その罪をそいつらに
擦りつけるって訳じゃねぇだろうな…？」
ﾙｯﾁ「ほう。察しが良いな」
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作者名：ちゃわん虫 | 作成日時：2021年7月22日 22時
