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そして。
麦わら達はついに裁判所前まで
たどり着いた。
ルフィ「おい、そげキング」
ウソ「ん」
ルフィ「あれ、撃てるか」
ウソ「お安い御用!」
ゴオッ!!
「うわっ、アイツら…
マジでイカれてんじゃねーの?!」
カク「世界政府の旗を撃ち抜くとは…」
ルッチ「エニエスロビーまでわざわざ来るような奴らだ。
イカれてるに決まってる…」
カリファ「よく考えたらあのアクアラグナを
乗り越えて来ただけでも大したものだわ」
ジャブラ「おいおい、見てみろよ!
ブルーノがあそこでぶっ倒れてるぜ!」
目をやるとブルーノがやられている。
恐らく奴らにやられたに違いない。
「ブルーノ…!」
ルッチ「5年間も酒屋の店主をしていたら
腕も鈍るか…」
カク「そういうもんかのぅ…」
麦わらのルフィとその一味は
正門を抜けて俺たちCP9と対峙した。
奴ら、本気だ。
マジでニコ・ロビンを取り返すつもりらしい。
ロビン「うぅっ……!」
「……」
ロビンは泣き崩れた。
"生きたい"という自分の意思を
初めて素直に言葉にしたんじゃないだろうか。
「…ニコ・ロビン。安心しろ。
バスターコールは使わせない。
万が一なんてことはねェからな…」
ロビン「………っ」
「CP9を甘く見られては困る」
スパン「おら!そこ、何話してる?!
さっさと行くぞ!!」
「はっ」
俺は深く頭を下げた。
ニコ・ロビンはフランキーと共に
長官とルッチに連行されて行ったが
いつまでもこちらを見ているようだった。
「さぁ…行くか」
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作者名:ちゃわん虫 | 作成日時:2021年7月22日 22時